2022年F1第14戦ベルギーGP金曜2回目のフリー走行が現地8月26日に行われ、マックス・フェルスタッペン（レッドブル）が1分45秒507をマーク。後続に大差をつけ、初日を最速で締め括った。

2番手にはシャルル・ルクレール（フェラーリ）がコンマ8秒遅れで、3番手にはランド・ノリス（マクラーレン）が1秒遅れでそれぞれ続く結果となった。

僚友ルクレールやフェルスタッペンがグリッド降格ペナルティを受ける事から優勝の可能性が高まるカルロス・サインツは5番手と、ランス・ストロール（アストンマーチン）に先行を許した。

同じ理由で好機のセルジオ・ペレスは、油圧漏れに見舞われたためにDRSにトラブルを抱えて走行時間をロス。10番手でクルマを降りた。

アルファタウリは角田裕毅が13番手、FP1でリアム・ローソンにクルマを貸していたピエール・ガスリーが14番手という結果だった。

FP1に引き続き夕刻を迎えた現地フランコルシャンも変わらず空模様が悪く、予選・決勝と同時刻帯のプラクティス2は気温18℃、路面21.8℃のドライコンディションでスタート。終盤に雨脚が強まった。

低い気温も相まって路面が濡れ始めると、特にケメルストレート終端のレ・コーム（ターン5）でコースアウトするマシンが多発。ミック・シューマッハ（ハース）はターン7で大きく飛び出したものの、クルマに大きなダメージはなかった。

メルセデス勢はルイス・ハミルトンが6番手、ジョージ・ラッセルが8番手と、両者の間にはフェルナンド・アロンソ（アルピーヌ）が割って入った。タイヤに熱が入らずパフォーマンスを引き出せなかった。

テクニカルトラブルによってFP1を失ったバルテリ・ボッタス（アルファロメオ）は遅れを取り戻すべく精力的に周回を重ねたが、チームメイトの周冠宇が12番手を刻んだ一方、18番手に留まった。

今週末は全チームがアップグレードを持ち込んでいるだけでなく、フレキシブルフロアとポーパシングに関する新しい技術指令もあり、いつも以上に興味深いレースが期待される。

F1ベルギー・グランプリの3回目のフリー走行は、日本時間8月27日(土)20時から1時間の日程で開催される。

2022年F1第14戦ベルギーGPフリー走行2（FP2）リザルト

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