角田裕毅、TOP10を射程「もっと改善できる」降格祭を活かして上位グリッドなるか
スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は8月26日(金)のF1第14戦ベルギーGP初日にFP1で8番手(1分48秒310)、FP2ではトップ10までコンマ3秒の13番手(1分47秒658)を刻み、上々の滑り出しを見せた。
今週末は6名ものドライバーがパワーユニット交換ペナルティでグリッド降格となるため、角田裕毅にとっては上位グリッドを掴む大きなチャンスとなる。
a solid first half of FP2 for @yukitsunoda07 🇯🇵 he’s currently sitting P6 on the mediums 👌 pic.twitter.com/eOQnMCo7fW
— Visa Cash App RB F1 Team (@visacashapprb) August 26, 2022
FP1ではピエール・ガスリーに代わって育成傘下のリアム・ローソンがAT03をドライブした。そこで角田裕毅は通常プログラムを一手に引き受け、空力テスト並びに新型リアウイングの評価に重点を置いて取り組んだ。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは「FP2では、アンダーステアを抱えていたマシンバランスの改善を試みた。幾らか前進したものの、明日に向けてまだやるべき事は残っている」と初日を振り返った。
「セッション終盤に小雨が降ったため、ロングランのデータを集め切る事ができなかった。通常よりタイヤに関する情報が不足した状況でレースに臨むことになる」
「ただ、それは誰にとっても同じ事で、同時に一層のチャンスとなる可能性もある。今週末はかなりの数のドライバーがPUペナルティを受けるからね」
TOP10を射程「もっと改善できる」
角田裕毅
FP2: 13位
FP1: 8位
コンディションはあまり良くありませんでしたが、それでもシッカリとデータを集める事ができたのでまずまずの1日になったと思います。
今日はコースの一部分だけに雨が降るという典型的なスパ・ウェザーで、かなりトリッキーでしたが、ここは僕のお気に入りのコースですし楽しみました。
サマーブレイクを経て、こうしてクルマに戻って楽しんでドライブしてリズムを取り戻せて良かったです。
FP2で上手くステップアップしましたが十分ではありませんでした。予選と決勝レースに向けて、もっと改善できる部分があることは分かっています。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)にコンマ8秒もの大差をつけた。3番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が続く結果となった。
2022年F1ベルギー・グランプリ3回目のフリー走行は日本時間8月27日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってスパ・フランコルシャンで開催される。