「コースは熟知してる」とクビサ、初ポールの思い出の地へ / Williams F1バーレーンGP《preview》
ウィリアムズのロバート・クビサとジョージ・ラッセルが、今週末に開催される2019年F1バーレーンGPに先立って抱負を語った。ウィリアムズは昨年のレースで、ランス・ストロールが14位、セルゲイ・シロトキンが15位と厳しい結果に終わっているが、今季は更に難しい戦いを強いられる可能性が高い。
ロバート・クビサはBMWザウバー時代の2008年、第3戦バーレーンGPで自身及びチーム初のポールポジションを獲得。決勝ではフェラーリ勢に続く3位表彰台に上がっている。ジョージ・ラッセルは昨年のFIA-F2選手権バーレーンで5位入賞と、こちらも健闘。マシンはさておき、ドライバー的には期待の持てる要素があるが。。
ウィリアムズ:バーレーンGPに向けて
ロバート・クビサ初にして最後のポールの地
バーレーンはオーストラリアと比べて全く別のトラックだ。高い気温やコースレイアウトと言った点で、新たな課題に直面する事になる。新たに発見できるものも幾つかあると思うけど、僕はこのトラックを熟知してる。
ストップ・アンド・ゴー的な箇所が多いから、クルマにはブレーキングの高い安定性が要求されるし、優れたトラクションが必要だ。2008年に最初にして最後のポールポジションを獲得した場所だから、バーレーンには良い思い出があるんだ。
すごく暑くなるから、タイヤへの理解が重要な鍵をにぎる事になるはずだ。この点に関してどのチームが最も上手く対処できるか、楽しみに注目してみるつもりだ。
ジョージ・ラッセルクルマに過酷なサーキット
バーレーンでのレースが楽しみだよ。大好きなサーキットなんだ。僕にとってはF1での2戦目だね。またF1マシンをドライブ出来るなんてワクワクしちゃうよ。タイヤの摩耗は激しいし高熱がマシンに与える影響も大きいから、ここのサーキットは凄く攻撃的なんだ。その意味でバーレーンでのレースは過酷だね。準備はバッチリだし、一刻も早くシートに座りたい。
戦いの舞台となるのはバーレーン・インターナショナル・サーキット。1周5412mのコースはヘルマン・ティルケによって設計され、決勝は夕刻よりスタートする”トワイライトレース”となる。昨年のグランプリでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインを果たし開幕2連勝を達成。2位はメルセデスのバルテリ・ボッタス、3位にルイス・ハミルトンが続いた。
F1バーレーンGPは、日本時間2019年3月29日(金)20時からのフリー走行1で幕を開ける。