レッドブル・レーシングとの契約を2028年まで延長したマックス・フェルスタッペン
Courtesy Of Red Bull Content Pool

フェルスタッペン、いざNo.1を掲げて初戦へ「クルマもチームも良い感じ。重要なのは…」

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レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、バーレーン・インターナショナル・サーキット(BIC)で開催される2022年FIA-F1世界選手権第1戦バーレーンGPに先立って抱負を語った。

2021年のF1ワールドチャンピオンとしてフェルスタッペンは、2015年のセバスチャン・ベッテル以来初めて、マシンに車番「1」を掲げる。

このゼッケンを掲げた歴代マシンは通算181勝を挙げているが、その内の29勝はレッドブル所属時代のベッテルが2011年から2013年にかけて挙げたものだ。カーナンバー1はF1史上最も多くの成功を収めたレースナンバーとして知られる。

今週末は新旧のテクニカル・レギュレーションを直接比較する初めての機会となる。レッドブルのマシンがBICで刻んだ過去最速ラップは、一昨年の予選Q3でフェルスタッペンがマークした1分27秒678だ。RB18はどれだけこのタイムに迫れるだろうか。

RB18は同じBICで行われたプレシーズンテストで総合ベストをマーク。下馬評では開幕戦の優勝候補の一角に数えられているが、幾ら速くともレースを完走できなければ何の意味もない。

規制刷新のシーズンであれば尚更で、今後のシーズンを見据えた開発競争でリードするためにも、トラブルなくプラクティスを走り込んでデータを収集し、クルマへの理解を深めてそのポテンシャルを引き出すための方法論を深堀りしていく必要がある。

クルマもチームも良い感じ。重要なのは…

マックス・フェルスタッペンバーレーンGPに向けて

僕らはバルセロナとバーレーンのテストを通して多くを学んだ。今はレースが楽しみでしょうがない

F1にとって全く新しい時代が始まる。何が起きても不思議じゃない。レギュレーション変更の焦点はチーム間の競争力を平準化し、前のクルマを追いかけやすくする点にある。初戦でそういう光景が見られると良いね。

全てが白紙状態だから、開幕戦に向けては未知数な部分が多い。土曜日の予選で自分達がライバルと比べてどういう位置につくのか楽しみだ。

クルマは良い感じだし、チームとしても良い位置につけている。バーレーンで最も重要なことは、深刻なトラブルなく安定した週末を過ごすことだ。大量にポイントを獲得したい。


今年と同じくシーズンオープナーとして開催された昨年のバーレーンGPでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がフェルスタッペンとの大接戦を制し、5年ぶりの開幕ウィナーに輝いた。

F1バーレーンGPは日本時間3月18日(金)21時からのフリー走行1で幕を開ける。

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