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2017年F1第3戦バーレーンGPについて、マクラーレン・ホンダの責任者を務める長谷川祐介が展望を語った。バーレーンでは熱い晴れのレースが予想されており、中国とは正反対のコンディションになると見られている。
中国GPではダブルリタイヤという結果に終わったマクラーレン・ホンダだが、長谷川はパワーユニットの信頼性の進歩に自信を深めていると語る。バルセロナでのシーズ前テストでは散々トラブルに巻き込まれたマクラーレン・ホンダだが、開幕後はPUに目立ったトラブルは発生しておらず、代わりに車体側の問題が目立ってきている。
ホンダ:F1バーレーンGPに向けて
長谷川祐介
ホンダF1プロジェクト総責任者
「雨が振り寒い週末となった中国GPを終えて、我々は今バーレーンに向かっています。ここでは上海とは正反対に、ドライコンディションの暑い週末になるものと予想されます。中国での決勝レースの結果は非常に残念なものでした。しかし、その結果にもかかわらず我々にはいくつかのポジティブ面がありました。リタイヤするまでは、トリッキーな状況下で力強いバトルを繰り広げることができました」
「シーズン最初の2度のグランプリを経て、私はPUの信頼性の進歩に自信を深めています。マクラーレン・ホンダの母国レースであるバーレーンでのパフォーマンスを楽しみにしています。気温・路面温度が高いというコンディションに加えて、ここには2本の長いストレートがあります。これはパワー・ユニットに激しいものであり、今週末は我々にとって苦戦が強いられるものと予想しています。マクラーレンと共に、フリー走行で最善のセットアップを見つけることに集中し、信頼性を確保するために取り組んでいきます。ここでファンに良いレースを見せたいと思っていますし、ポイント獲得のために最善を尽くすつもりです」
2017年のバーレーンGPは、4月14日(金)20:00から1回目のフリー走行が行われる予定となっている。バーレーンGPのCS放送及びネット配信の日程については、《F1放送時間》2017年バーレーンGPを参照されたい。