MGU-K? ピエール・ガスリー、”焦げ臭い”無念のDNFで入賞逃すも「ポジティブに捉えるべき」
スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはフィニッシュに向けて入賞圏内の8番手を走行していたものの、突如マシンが炎に包まれた事で2022年シーズンの初戦、バーレーンGPを無念のリタイヤで終える事となった。
10番グリッドについたガスリーはオープニングラップでフェルナンド・アロンソ(Alpine)とバルテリ・ボッタス(Alfa Romeo)を交わして8番手に浮上。終盤に向けてポイント圏内を走行していたが、46周目にAT03のリアから炎が上がり、リタイヤを余儀なくされた。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンによるとトラブルは「何の前触れもなく突然」発生した。原因についてフランツ・トスト代表は「まだ分かっていない」と説明したが、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表によるとMGU-Kのトラブルだと言う。
LAP 46/57
Gasly's race ends – flames coming out of the rear, expertly dealt with by a race marshal
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— Formula 1 (@F1) March 20, 2022
ポジティブに捉えるべき
ピエール・ガスリー決勝: リタイヤ / グリッド: 10番手
今シーズンのスタートは期待ハズレの結果に終わってしまった。ターン1のアウト側に差し掛かった際にマシン全体の電源が落ちてしまい、その後に焦げ臭いが漂ってきたんだ。
スタートは凄く良かったし、フェルナンドやケビン(マグヌッセン)もパスできて8位を快走していただけに本当に残念だよ。
今日はポイントを失ってしまったけど、ペースは驚くほど良く、先に控える数戦に向けてかなり良い感じだったから、今日のことはポジティブに捉えるべきなんだろうね。
問題の原因を理解する必要があるけど、きっと解決策を見つけられると思う。何度か良いバトルもできたし、レースに戻れて楽しかった。来週が楽しみだよ。
3月20日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2022年F1第1戦バーレーングランプリ決勝レースではシャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウイン。僚友カルロス・サインツが2位に続き、フェラーリが3年ぶりの1-2フィニッシュを達成した。
ジェッダ市街地コースを舞台とする次戦サウジアラビアGPは3月25日のフリー走行1で幕を開ける。