夜のバーレーン・インターナショナル・サーキットを走行するアルピーヌのフェルナンド・アロンソ、2021年3月26日F1バーレーンGPのFP2にて
Courtesy Of Alpine Racing

アルピーヌ:2018年モナコ以来のQ3果たしたアロンソ「出来すぎの結果」黄旗で涙を飲んだオコン

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アルピーヌF1チームは3月27日のF1バーレーンGP公式予選で、フェルナンド・アロンソがQ3進出を果たして9番手を確保した一方、エステバン・オコンは黄旗の影響でQ1敗退を喫する16番手という結果となった。

アロンソがQ3に進出したのは2018年のモナコGP以来で、オコンがQ1敗退を喫したのは2018年のハンガリーGP以来のことだった。

レーシング・ディレクターを務めるダビデ・ブリビオは、アロンソが9番手に付けた一方でオコンがイエローフラッグの影響で2回目の計測ラップを断念しなければならなかった点に触れて「複雑な心境」だと漏らした。

とは言え、アロンソに言わせれば、9番手というポジションは出来過ぎの結果だったようだ。

予選リザルトに満足しているかと問われたアロンソは「ああ、ほとんど予想外の結果だったからね。今週末は厳しい状況が続いていた」と答えた。

「クルマのリアエンドに自信が持てなかったんだ。ブレーキのパフォーマンスもテストとは大きく異なっていた」

Alpine:F1バーレーンGP予選

フェルナンド・アロンソ予選: 9位, FP3: 15位

今日の予選には満足しなきゃならない。週末を通してマシンバランスにまったく自信が持てていなかったからね。それでも予選になって気温がぐっと下がった事でクルマの感触が少し良くなり攻める事ができた。

燃料が少ない状態でタイヤの性能をフルに引き出してマシンを走らせるのは本当にエキサイティングだった。F1の予選のこの感覚が恋しかったんだ。

明日のプランは、アタックしてポジションを上げてポイントを獲得することだけど、周りのにはミディアムタイヤでスタートするのが何台かいるだろうから気をつけないとね。明日は接戦になるはずだ。

エステバン・オコン予選: 16位, FP3: 8位

僕の方のガレージは本当に残念な予選になってしまった。ツイてないことに黄旗の影響でセクター2の途中でアクセルを戻さなきゃならず、ラップタイムを大幅にロスしてしまった。本来ならもっとペースがあっただけに残念だよ。

チームとしては週末を通してよく頑張ったし、予選に向けてマシンのセットアップも上手くいっていたから、ポテンシャルを発揮できなかったのは残念だ。

それでも明日、ポイントを目標にレースに挑む事は変わらない。何が起こるか分からないから、順位を上げて挽回するために懸命にプッシュするよ。週末はまだ終わっちゃいない。


ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はルイス・ハミルトン、3番手はバルテリ・ボッタスのメルセデス勢が続く結果となった。

2021年 F1バーレーングランプリ決勝レースは、日本時間3月28日(日)24時10分にスタート。1周5412mのバーレーン・インターナショナル・サーキットを57周する事でチャンピオンシップを争う。

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