フェルスタッペン、直線でのタイムロスを危惧「バクーはレッドブルの不得手」
来週末に控えるF1第4戦アゼルバイジャンGPに向けて、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが昨年のグランプリを振り返りつつ抱負を語った。
去年はルノーのパワーユニットにアップデートが投入され、初日2回のセッションで共に最速を記録したフェルスタッペン。だが好調な流れは続かず決勝当日は一転、新型PUは白煙を上げレッドブルRB13は無残にも失速。シーズン4度目のリタイヤを喫した。
バクー市街地コースはRB14向きではない
マックス・フェルスタッペン
去年は僕にとってとても不運なグランプリになってしまった。マシンの感触はかなり良かったんだけど、問題が多発してしまってね。表彰台、優勝の可能性を逃してしまった。残念だったよ。今年は去年の借りを返せる事を願ってる。
バクーは最高な場所だよ。走っていてすごく楽しいんだ。僕らのマシンにピッタリのコースとは言えないけど、素晴らしいサーキットだと思う。ストレートがすごく長いから、タイムロスは避けられないだろうね。でも、去年は何とか対処できてたし、決勝レースでは速さを示せるんじゃないかな。
旧市街地のお城があるセクションはテレビ映えするし、走っていてもかなり楽しいよ。すごく狭くてミスが全く許されないし、今のマシンは幅が広いから、正確にドライブしなきゃならないけどね。
これまでのところ、バクーではまだゆっくり探索するチャンスがなくて、あんまり観光できてないんだ。バドックのすぐ脇にホテルがあるのは本当に便利なんだけど、そのお陰でなかなか町中に繰り出せないんだ。地元の食物はすごくおいしいらしいし、今年はこそは食べに出掛けたいね。
2018年のF1アゼルバイジャンGPは、日本時間4月27日(金)18時からのフリー走行で幕を開ける。舞台となるのは世界最速のストリートサーキットであるバクー市街地コース。1周の長さはベルギーGPの舞台であるスパ・フランコルシャンに次ぐおよそ6km、2016年の初開催では、当時ウィリアムズに在籍していたバルテリ・ボッタスがF1での最高速記録を更新する378km/hをマークしている。