セルジオ・ペレス、契約延長を手にトップ2連取「良いスタートが切れたと思う。けど…」
前戦モナコでの勝利と2年の契約延長を手にしたセルジオ・ペレスは絶好調だ。ペドロ・ロドリゲスを抜き、F1史上最も成功したメキシコ人ドライバーとなったチェコはF1第8戦アゼルバイジャンGPの初日、FP1でトップタイムを刻むと、FP2でも2番手をマークした。
そもそもペレスはバクー市街地コースを得意としている。過去5回のグランプリで優勝したドライバーの一人というだけでなく、その中で最多3回に渡って表彰台に上がるなど、誰よりも多くの好成績を収めている。
FP2ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)に対して0.248秒の先行を許したが、ペレスによれば、オープニング・セッションを終えてクルマに施したセットアップ変更の方向性が適切ではなかったようだ。
良いスタートが切れた
セルジオ・ペレスFP2: 2位 / FP1: 1位
今日は良いスタートが切れたと思うけど、2回目のセッションに関しては思うようにいかなかった。たぶん、間違った方向に進んでしまったんだと思う。
FP2では幾つかの点に関して調査に取り組んだんだ。望んでいたような結果は得られなかったけど、各コンパウンドについて、そしてロングランに関して有益なデータを収集することができた。
今夜は明日の予選に向けて、いろいろと検討すべき点がある。初期のロングランのデータには決勝に向けてまずまずの兆候があるように思うけど、もっと詳しく調べなきゃならない事もたくさんある。
僕はこのサーキットに自信を持っているけど、ブレーキングではミスが起きがちだから、集中力を切らさずに、そういったミスを根絶できるように取り組んでいきたい。
アゼルバイジャンGPの初日FP2をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手セルジオ・ペレス(レッドブル)を0.248秒差で退けた。3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。
2022年F1アゼルバイジャングランプリ3回目のフリー走行は日本時間6月11日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってバクー市街地コースで開催される。