メルセデス「跳ね馬とレッドブルに敗北、マシンバランスに課題」
4月27日(金)のF1第4戦アゼルバイジャンGP初日を終えて、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスがセッションを振り返った。この日はボッタスがハミルトンに対して一歩先行、FP1ではトップタイムを、FP2では4番手タイムを記録した。
アゼルバイジャンGP初日を終えて
ルイス・ハミルトンFP1: 4位, FP2: 5位
今日は問題のないスムーズな1日だったよ。さほどミスする事なくやるべき事を全て消化したし、データもたくさん収集できたしね。セッションはかなり暖かいコンディションで始まったけど、徐々に冷えていった。異なる2つの状況下でのタイヤはかなり興味深かった。
レッドブルとフェラーリに遅れを取ってしまい、今日の僕らには速さが足りなかった。つまり、僕らには問題があるって事だ。改善のために正しい変更を施したいから、エンジニアの皆と夜通しで議論がしたいね。
バルデリ・ボッタスFP1: 1位, FP2: 4位
FP1の方が良かった。FP2はフェラーリやレッドブルと比べて少し速さが足らず、1周をまとめ上げるのが凄く難しかったんだ。今日の僕のベストラップも、完璧とはいかなかった。今日のマシンはドライブしやすいとは言えない状態だね。バランスの改善が必用だけど、上手く修正できたら速さを示せると思う。
明日以降に向けて、今夜はやるべき仕事が山積みだよ。バクーでのグランプリ開催が前倒しになった事で、タイヤに影響が出てるのは間違いないね。でも、今一番心配しているのは風だよ。明日以降は強風が吹き荒れるみたいだからね。市街地コースだと影響が大きいんだ。
2018年F1アゼルバイジャンGP土曜のフリー走行は、日本時間28日(土)19時から、公式予選は同22時からバクー市街地コースで開催される。土曜は晴天と気温の上昇が予想されているものの、決勝の行われる日曜は気温も低く、強風が吹き荒れる予報となっている。