バクー市街地コースに設置されたトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトの等身大パネルcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

クビアト、誕生日にクラッシュ「失った走行時間を取り戻そうと、焦ってしまった」F1アゼルバイジャンGP《初日》

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ダニール・クビアトの25歳の誕生日は、ステアリング関連のトラブルとクラッシュによって散々な一日となってしまった。

4月26日に25回目の誕生日を迎えたクビアトは、午後のFP2でステアリングの油圧系に問題が発生。序盤の50分を棒に振った。遅れを取り戻そうと焦った結果、残り25分というところで、ターン7の出口でバリアに激突。フロント左サスペンションが折れ曲がり、赤旗中断の原因を作った。

タイムシートこそ6番手と有望な位置につけたが、周回は僅か9周。FP1の走行が大きく制限された状況であるだけに、ランス・ストロールがクラッシュしたレーシングポイントと同様にトロロッソもまた、プログラムを消化する事ができず、予選と決勝に向けて厳しい状況に追い込まれた。

そんなクビアトを励ます意図があったかどうかはさておき、チームはクビアトのバースデーを祝うべく誕生日ケーキを用意。ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターや山本雅史MDらも加わり、ささやかなお祝いが行われた。動画では、イタリア語でメンバーとコミュニケーションを取るクビアトの一面が楽しめる。

失った走行時間を取り戻そうとして、焦ってしまった

ダニール・クビアトFP1: 9位, FP2: 6位

今日はなんだか噛み合わない一日になってしまった。FP1はインスタレーションラップ以外に走る事が出来ず、FP2ではステアリングホイールにトラブルが出てしまい、修復のために少し時間を失ってしまった。両方のセッションで貴重な走行時間を失ってしまったから、その穴を埋めようと少し焦ってしまった。

残念な事にタイヤをロックアップさせてしまった事でクルマが一瞬オーバーステアになり、ウォールに接触してしまった。ただ、アクシデントが起こる前のマシンのフィーリングは凄く良かったから、その点はポジティブだ。明日はさらに前進できるようにプッシュしていくつもりだ。


初日をトップで締め括ったのはフェラーリの2台。後続のメルセデスとレッドブル・ホンダを大きく引き離してシャルル・ルクレールがトップタイムを記録。2番手にセバスチャン・ベッテルが並んだ。

F1アゼルバイジャングランプリ3回目のフリー走行は、日本時間4月27日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってバクー市街地コースで開催される。

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