セルジオ・ペレス、望まぬメルセデス勢とバトル「ペース改善が必要な証」
レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスはF1第3戦オーストラリアGPを2位で終えた。ただし優勝したシャルル・ルクレール(フェラーリ)には20秒以上引き離され、メルセデスとやり合うレース展開を強いられた。
ペレスは1周目にルイス・ハミルトンに先行を許したものの、10周目にポジションを取り返した。だが今度は、セーフティーカーの導入によって大きなアドバンテージを得たジョージ・ラッセルが先行。しかしながらこれも36周目に攻略した。
チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「チェコは今日も素晴らしい走りを見せ、見事なオーバーテイクで今シーズン初の表彰台を獲得してチャンピオンシップポイントをしっかりと持ち帰ってくれた」と評価した。
メルセデス勢とバトル「ペース改善が必要な証」
セルジオ・ペレス決勝: 2位, グリッド: 3番手
良いリザルトではあるけど、今日は残念ながらマックスを失ってしまった。チームとしてはダブル表彰台を獲得できれば最高だったんだけど…とは言え、ここ数戦は不運に見舞われる事が多かったから、こうして結果を残せて良かったよ。
スタートもセーフティカーも厄介だったけど、何とか対処して上手く克服できたと思う。スタートは蹴り出しが本当に悪く、ミディアムタイヤでの第1スティントではデグラデーションに悩まされ、セーフティカーにも翻弄されてしまい2つポジションを落としたけど、何とか挽回できた。
週末を通して幾つか問題があったし、フェラーリではなくメルセデスとのバトルが多かったって事は望んでいたほどペースがなかったって事だから、これから改善していかなきゃならない。
昨日はポールポジションに近づきながらも取れず、今日のレースではペースが少し落ちてしまったから、集めたデータを分析して次に繋げていきたい。最速のフェラーリと戦いたかったけど今日はそうならなかった。マシンをもう少し改善できれば、もっと自信が持てるようになるはずだ。
4月10日(日)にアルバート・パーク・サーキットで行われた2022年F1第3戦オーストラリアグランプリ決勝レースではフェラーリのシャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウインを果たし、2位にセルジオ・ペレス(レッドブル)、3位表彰台にジョージ・ラッセル(メルセデス)が上がる結果となった。
イモラ・サーキットを舞台とする次戦エミリア・ロマーニャGPは4月22日のフリー走行1で幕を開ける。