アルファタウリ・ホンダ、タイの高級サイダーMooseとの契約延長を発表
アルファタウリ・ホンダは3月10日(火)、タイ最大手のワイナリー「サイアム・ワイナリー」傘下のプレミアム・アップルサイダー「Moose(ムース)」とのスポンサー契約延長を発表した。昨年アンバサダー契約を結んだ同国籍を持つアレックス・アルボンはレッドブルへと移籍している。
なお契約にはMooseの派生ブランドとして新たに立ち上げられた「Moose Craft Hot Dog(ムースクラフト・ホットドッグ)」も含まれる。これはMooseと同様に最高級の食材のみを使って製造されるホットドッグのブランドで、アルコール広告規制国への戦略的対処の一環とみられる。
スクーデリア・アルファタウリのフランツ・トスト代表は「成功裏に終わった提携初年度を終えて、Mooseとの協力体制を継続できる事になり非常に嬉しく思っている。我々は同じ志を共有している。彼らの目標達成を支援するとともに、東南アジアでのF1人気の向上に向けて協力していきたい」と述べ、契約延長を喜ぶ声明を発表した。
また、サイアム・ワイナリーのクン・バリット・ユービディヤ副社長は「スクーデリア・アルファタウリとのパートナーシップ継続を嬉しく思う。また、F1チームとして新しい歴史の一歩を踏み出す彼らと共に、我々もムースブランドの新しいチャプターを始める事になり誇らしく思っている。昨年はタイのサイダー市場で大きな利益を上げる事ができた。本パートナーシップは、Mooseクラフトサイダーがアジア地域の業界リーダーであることを確実にし、更にはMooseホットドッグ事業の立ち上げを確実なものとすることで、当社の成長をサポートし続けてくれる事だろう」と述べた。