トヨタ・ガズー・レーシング8号車
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“新人”フェルナンド・アロンソ、6月のルマン24時間に向けシミュレーターテストに合格

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マクラーレンF1チームのフェルナンド・アロンソは16日、ル・マン24時間レースに向けてフランスでシミュレーター作業を行った。同レースのルーキーには、安全上の各種手順及び、ルマン24時間サーキット(サルト・サーキット)のコース取得のためにシミュレーターでの模擬練習が義務付けられている。

マーシャルポストの位置や2014年に導入された「スローゾーン」、セーフティカー手順等に対する理解に加え、コース内の特定領域での急激なグリップ変化の把握などを目的に実施される。一日の終わりにはテストが行われ、参加するドライバーはこれに合格しなければならない。

トヨタは今年1月、WEC世界耐久選手権2018-19シーズンのドライバーラインアップを発表。F1で2度タイトルを獲得したアロンソを、8号車の一員として起用する事を明らかにした。アロンソは、かつてF1の世界でしのぎを削ったセバスチャン・ブエミと中嶋一貴と共に、昨シーズンのマシンに更なる熟成を加えた新生TS050 HYBRID #8号車をドライブする。

アロンソは世界三大レース全制覇(トリプルクラウン)を目標に掲げており、ルマン24時間レースへの参戦は今回が初めてとなる。アロンソは1日を通して行われたシミュレーターセッション終え、無事にテストに合格。晴れて6月3日(日)に行われる第86回ル・マン24時間テストデーへの参加が承認された。今年の伝統の一戦は、WEC第二戦として6月16日(土)から17日(日)にかけて開催される。