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アルファロメオ、F1ドイツGPでのペナルティ裁定に関してFIAに上訴
アルファロメオ・レーシングはハンガリーGP開幕を翌日に控えた1日(木)、F1第11戦ドイツGPの決勝レースで、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィに科せられたペナルティに関し、FIA国際控訴裁判所に上訴した事を明らかにした。
ホッケンハイムリンクでのレースではライコネンが7位、ジョビナッツィが8位でチェッカーを受け、ダブル入賞を果たしたかに思われたが、スタート時のクラッチトルクに関する技術規約への違反があったとして、レース後に30秒が加算され、両者ともトップ10圏外に降格した。
その結果、11位でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(Mercedes)が9位に繰り上がり、12位でフィニッシュしたロバート・クビサ(Williams)が10位に昇格。最終リザルトに変更が発生した。
アルファロメオのフレデリック・バスール代表は、レース終了後の夜に「決定とプロセスを尊重している」としながらも、スチュワードの裁定に不服を示し、控訴する構えを見せていた。
訴えが認められた場合、ライコネンとジョビナッツィはフィニッシュ順位を取り戻す事となり、昇格によってポイントを得た2人のドライバーは、再び圏外へと落とされる事になる。この場合、ドイツGPでのウィリアムズの今季初ポイントは幻に消える事となる。