14番手エステバン・オコン「良くないね」未だ体調優れず熱あり
体調不良によりF1アブダビGP開幕前日のメディアデーを欠席したエステバン・オコン(アルピーヌ)は、ジャック・ドゥーハンにクルマを譲ったFP1を経て2回目のプラクティスに参加したものの、今も体調が優れず万全の状態には程遠いという。
同じA523をドライブするピエール・ガスリーからコンマ25秒遅れの14番手でクルマを降りたFP2を経てオコンは、体の具合について問われると「良くないね。まだ熱があると思う。理想的な状態と比べて程遠いのは確かだ」と答えた。
「それでもF1マシンをドライブするのを止めるつもりはないし、FP2で走れて本当に楽しかった。セッションが中断されたから望んでいたほどは走り込めなかったけど、明日に向けてクルマを改善していくうえで十分なデータが集まった事を願うよ」
「今日はぐっすり寝れるといいな。2日間ベッドの中にいたから、ようやく立ち上がってベッドやテレビ以外のものを見れていい気分ではあるんだけどね」
カルロス・サインツ(フェラーリ)とニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)のクラッシュにより、FP2の走行時間は26分に削られた。どのチームもロングランを消化できておらず、予選はまだしも日曜の決勝の行方は全く分からない。
レースに向けての見通しを問われたオコンは「いずれ分かるよ。ラスベガスGPでは4位という本当に良い結果を残せたし、この勢いをキープできればと思ってる」と答えた。
初日FP2をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手ランド・ノリス(マクラーレン)を0.043秒差で退けた。3番手には0.173秒遅れでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続く結果となった。
3回目のフリー走行は日本時間11月25日(土)19時30分から、公式予選は同23時から1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。