第103回インディ500決勝当日朝のインディアナポリス・モーター・スピードウェイcopyright Indycar

INDYCAR iRacing インディアナポリス予選:ノリス最前列、佐藤琢磨は15番手「シムへの理解が深まってきた」

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インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)で開催されるインディカー公式シムレース「INDYCAR iRacing Challenge」の最終第6戦の予選が5月1日に行われ、シムでの豊富な経験を持つスコット・マクラフリン(チーム・ペンスキー)がポールを獲得。IMS初走行のランド・ノリス(アロー・マクラーレンSP)が2番手フロントローに着いた。

オーストラリア・スーパーカーズの2度のチャンピオンであるマクラフリンは、金曜に行われた予選でノリスを1000分の7秒差で退ける39秒432(228.241 mph)のトップタイムを記録した。最前列を確保した若手ドライバー達は共に、全33名の中でインディ500への出走経験を持たない9名の内の2名だ。

ツインリンクもてぎ、COTAに続くINDYCAR iRacing 3戦目の参加となる2017年のインディ500ウィナー佐藤琢磨(Panasonic/Mi-Jack)は、ポールシッターから0.041秒落ちの15番グリッドという結果となった。

「僕にとっては毎戦が新しい経験です。オーバルもロードコースも楽しんでいますよ」と佐藤琢磨は語る。

「オーバルでの接近戦はとても楽しいですし、ロードの方はドライビングという面で課題が大きいのですが、完全に慣れてしまえば、リアルなレースのように凄く楽しいものになるんだろうと思っています。そのためには、練習と経験をたくさん積む必要がありますね」

「(バーチャルレースは)ステアリングホイールからのフォースフィードバックやディスプレイに映し出されるビジュアルだけが頼りで、(リアルレースと比較して)Gフォースやピッチング、ローリング、特にヨーモーメントなど、ドライビングに必要な様々な感覚が欠如していますからね。でも、だんだん理解が深まってきて、実際に運転しているように感じられるようになってきました」

「世界中の様々なシリーズの優れたドライバー達と一緒にレースができるのは素晴らしいことですし、ファンにとっても素晴らしいエンターテイメントだと思います。すごく競争的だという点もそうですが、(実戦が凍結されている今)エンジニアとの関係やレースに対する感覚をキープし続けるという点でもシムレースは有益だと思います」

決勝レースは5月2日(土)東部標準時14時30分、日本時間27時30分より1周2.5マイル・オーバルのIMSを70周(175マイル)で競い合う。レースの模様はNBCSNやNTTインディカー・シリーズ公式YouTubeチャンネルで生放映・ライブ配信される。

また日本では、GAORA SPORTSが後日、日本語の解説を付けた編集版を放送する。実況は村田晴郎、解説は武藤英紀が務め、5月7日(木)18時30分から放送が予定されている。視聴にはスカパー!ひかりTVとの契約が必要となる。

フューエルウィンドウは30~35周と予想されており、戦略が大きな役割を果たす可能性がある。また、レース中には一度だけ”ファストリペア”の使用が許可される。

INDYCAR iRacing インディアナポリス予選結果

Pos. Driver Time
1 スコット・マクラフリン
PIRTEK Team Penske
39.432
228.241 mph
2 ランド・ノリス
Arrow McLaren SP
39.439
228.201 mph
3 スコット・スピード
Oberto Beef Jerky
39.446
228.16 mph
4 グレアム・レイホール
United Rentals
39.448
228.148 mph
5 エド・カーペンター
Riley Children’s Foundation
39.449
228.143 mph
6 ジェームス・デイビソン
BYRD/Americas Best Value Inn/Tilson/E&K/OILFIRE
39.452
228.125 mph
7 ウィル・パワー
Verizon Team Penske
39.453
228.12 mph
8 アレックス・パロウ
Dale Coyne Racing with Team Goh
39.454
228.114 mph
9 セージ・カラム
DRR WIX Filters
39.454
228.114 mph
10 シモン・パジェノー
Menards Team Penske
39.457
228.096 mph
11 ステファン・ウィルソン
OMOLOGATO/Expedia VIP Access/Juncos
39.458
228.091 mph
12 RC・エネルソン
Hagerty
39.461
228.073 mph
13 ジョセフ・ニューガーデン
Shell V-Power Team Penske
39.463
228.062 mph
14 マーカス・エリクソン
Huski Chocolate Chip Ganassi Racing
39.467
228.039 mph
15 佐藤琢磨
Panasonic / Mi-Jack
39.473
228.004 mph
16 フェリックス・ローゼンクビスト
NTT DATA Chip Ganassi Racing
39.477
227.981 mph
17 ザック・ビーチ
Gainbridge
39.478
227.975 mph
18 パトリシオ・オワード
Arrow McLaren SP
39.482
227.952 mph
19 ダルトン・ケレット
K-Line Insulators USA
39.485
227.935 mph
20 アレキサンダー・ロッシ
NAPA AUTO PARTS / AutoNation
39.486
227.929 mph
21 サンティノ・フェルッチ
SealMaster
39.489
227.912 mph
22 コナー・デイリー
U.S. Air Force
39.494
227.883 mph
23 オリバー・アスキュー
Arrow McLaren SP
39.494
227.883 mph
24 コルトン・ハータ
Capstone
39.495
227.877 mph
25 トニー・カナーン
ABC Supply
39.497
227.865 mph
26 マルコ・アンドレッティ
U.S. Concrete / Curb
39.521
227.727 mph
27 ジャック・ハーベイ
AutoNation / SiriusXM
39.521
227.727 mph
28 スコット・ディクソン
PNC Bank Chip Ganassi Racing
39.522
227.721 mph
29 セバスチャン・ブルデー
ripKurrent
39.522
227.721 mph
30 リーナス・ヴィーケイ
SONAX
39.529
227.681 mph
31 ライアン・ハンター=レイ
DHL
39.541
227.612 mph
32 マックス・チルトン
Gallagher Carlin
39.557
227.52 mph
33 エリオ・カストロネベス
Pennzoil Team Penske
39.614
227.192 mph

インディカーiRacingチャレンジ第6戦インディアナポリスのスポッターガイド