
2026年F1バルセロナテスト《4日目》午前結果:止まらぬメルセデス、アストンAMR26は間もなく登場か
2026年F1バルセロナ・シェイクダウンは1月29日(木)、4日目の走行を迎えた。4時間に及ぶ午前のセッションで存在感を見せたのは、またしてもメルセデスだった。
アンドレア・キミ・アントネッリは新車「W17」をドライブし、単独で90周の大量周回を重ねた。さらに現地報道によると、1分17秒081の本テスト最速タイムを更新し、タイムシートの最上段にその名を刻んだ。
メルセデスは最初の2日間ですでに1,500km以上のマイレージを稼ぎ出している。現場を統括するアンドリュー・ショブリンによれば、チームはこの日から「これまでよりも一歩踏み込んだセットアップ作業」に移行している。
| Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | キミ・アントネッリ | メルセデス | 1:17.081 | 0.000 | 90 |
| 2 | ピアストリ | マクラーレン | 1:18.419 | 1.338 | 48 |
| 3 | ハミルトン | フェラーリ | 1:18.654 | 1.573 | 87 |
| 4 | ローソン | レーシングブルズ | 1:18.840 | 1.759 | 64 |
| 5 | ペレス | キャデラック | 1:21.349 | 4.268 | 38 |
ピアストリ初陣、ハミルトンは冷や汗
王座防衛を狙うマクラーレンは、オスカー・ピアストリが『MCL40』のステアリングを初めて握り、セッション開始から約1時間後にコースイン。48周を重ねて2番手タイムを記録した。
一方で、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)には肝を冷やす場面があった。序盤、ターン10から11にかけての区間で360度のスピンを喫した。背後にはアントネッリが迫っていたが、接触はなく、マシンへのダメージも回避された。ハミルトンはその後87周を走り込み、3番手に食い込んでいる。
レーシング・ブルズはリアム・ローソンが64周を走行して4番手。新規参戦のキャデラックは、セルジオ・ペレスがプログラムを全日担当する見通しで、午前は38周の5番手にとどまった。
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— Scuderia Ferrari HP (@ScuderiaFerrari) January 29, 2026
沈黙するレッドブル、アストンは午後に走行開始か
静まり返っているのはレッドブル・レーシングのガレージだ。アイザック・ハジャーがクラッシュを喫した2日目の走行を経て、チームは4日目の走行も見送った。現在は、ファクトリーからのスペアパーツ到着を待っている状況とされる。
また、アウディも苦境に立たされている。ここまで数多くのトラブルに直面しており、その原因は新たなハイブリッドシステムにあるとみられている。木曜に走行を行うのか否か、不透明な状況だ。
前日のテスト3日目に2件のメカニカルトラブルに見舞われたハース、そしてアルピーヌも走行を見送り、最終日に走る判断を下した。
アストンマーティン・ホンダは依然としてコース上に姿を見せていない。ただし、2026年型マシン「AMR26」はすでに現地に到着しているとみられ、深刻な問題がなければ午後の早い段階でコースインすると期待されている。