キミ・ライコネン
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フェラーリ、キミ・ライコネンの来季続投を発表。ベッテルとのコンビは4シーズン目に突入か?

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スクーデリア・フェラーリは22日(火)、同チームのレギュラードライバーを務めるキミ・ライコネンの来季続投を発表した。同僚セバスチャン・ベッテルにタイトル争いで大きく差をつけられていたライコネン、その去就に注目が集まっていたが、首脳陣は今年38歳のグリッド最年長であるベテランをもう一年起用する事を決めた。

ライコネンは2007年から2009年の3年間をフェラーリで過ごした後、2014年にマラネロに再びカムバックした。フェラーリ所属初年度に世界タイトルを獲得したイタリアのチームで、ライコネンは通算8年目のシーズンを迎える事になる。

ライコネンの契約延長によって、ベッテルの来季フェラーリ残留も濃厚となった。今年限りで契約が終了するベッテルは、友人でありトップドライバーであるライコネンの続投を希望していたと言われており、ベッテルの要望は叶えられた形だ。フェラーリは18年シーズンも同コンビで世界選手権に挑むことになると考えられる。

ニコ・ロズベルグに代わり急遽バルテリ・ボッタスを迎え入れたメルセデスAMGは、ベッテルの去就を元に来季のボッタス継続を判断するものと考えられており、今回のフェラーリの発表はメルセデスのドライバーラインナップにも影響を与えるものと思われる。メルセデスのコンビも続投の可能性が極めて高くなった。

現在ドライバーズチャンピオンシップをリードするのはベッテルであるが、ライコネンもここ2ラウンドで連続して表彰台に上がった。5月のモナコGPでは、08年以来となるポール・ポジションも獲得、そのパフォーマンスは上向きつつある。続投発表の今週末には、スパ・フランコルシャンで開催されるF1第12戦ベルギーGPが控える。ライコネンのF1優勝は2009年のベルギーGPが最後となっている。