ランド・ノリス
人物データ
名前 | ランド・ノリス / Lando Norris |
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国籍 | イギリス |
出身地 | ブリストル |
居住地 | モナコ |
生年月日 | 1999年11月13日 / 25歳 |
身長 | 170cm |
体重 | 64kg |
F1デビュー | 2019年 |
カーナンバー | 4 |
WEBサイト | landonorris.com |
SNS | twitter facebook instagram |
ランド・ノリスはイギリス・ブリストル出身のF1ドライバー。2018年9月3日にストフェル・バンドーンの後任として2019年のF1契約がマクラーレンから発表された。
マクラーレンF1の秘蔵っ子
2017年2月、マクラーレンF1チームは、若手ドライバー育成プログラムにノリスを起用することを発表。同年8月のF1インシーズンテスト(ハンガリー)の2日目にマクラーレン・ホンダから参加し堂々の2番手タイムを記録した。
ノリスに対する英国の期待は大きく、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは「未来のF1ワールドチャンピオン」と評価。レーシングディレクターのエリック・ブーリエは「将来のスター」とその能力の高さを絶賛した。
未来のF1ワールドチャンピオン候補
2016年にユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0とフォーミュラ・ルノー2.0NECのダブルタイトルを獲得。同年マクラーレン・オートスポーツBRDCアワード受賞した。
同賞は将来有望な若手ドライバーに贈られるもので、過去にはジェンソン・バトンやダリオ・フランキッティ、デイビッド・クルサードといった偉大なドライバーを輩出している。14年のBRDC受賞者であるジョージ・ラッセルも、メルセデスからハンガリーテストに出走した。
カーリンから参戦した2017年のFIA欧州F3選手権では9勝を挙げチャンピオンを獲得。同年11月にマクラーレン・ルノー公式テスト兼リザーブドライバーへの就任が発表された。
2018年はセルジオ・セッテ・カマラと共にカーリンからFIA F2選手権に参戦。シーズン前半には、期待された成績を残せていないブレンドン・ハートレーの代役として、トロロッソ・ホンダがノリスのレンタル移籍をマクラーレンに打診するも、マクラーレン側がこれを拒否。2019年にマクラーレンからF1デビューを果たした。
父は起業家
父親のアダム・ノリスは1998年、26歳の時に民間年金事業を立ち上げ、創業から7年で英国最大の年金事業社に成長させた。そして36歳の時に英金融サービス会社、ハーグリーブス・ランズダウンと合併。2007年にロンドン証券取引所に上場した際の評価額は8億ポンドに達し、これを機に息子ノリスのマネジメントを開始した。
2008年に設立間もない英投資会社、ホレイショ・インベストメンツのCEOに就任。ノリスのF1デビューが決まると、2018年10月に電動キックボード会社、ピュアエレクトリック社を設立してCEOに就任した。
主なキャリア
7歳でカートからキャリアをスタートさせたノリスは、2014年にCIK-FIA KF世界選手権で優勝し、カートの世界大会での最年少記録を樹立した。
年月 | 主なキャリア |
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2008年 | カートを始める |
2015年 | MSAフォーミュラ年間チャンピオン |
2016年 | ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0王者 |
フォーミュラ・ルノー2.0NEC王者 | |
トヨタレーシングシリーズ王者 | |
BRDCアワード受賞 | |
2017年 | カーリンから欧州F3に参戦しタイトル獲得 |
8月・11月のF1公式テストに参加 | |
2018年 | マクラーレンのテスト兼リザーブドライバーに就任 |
カーリンからF2選手権に参戦 | |
F1ハンガリーテストに参加 | |
F1ベルギーGP、F1イタリアGPのFP1を担当 | |
2019年 | マクラーレンでF1デビュー |