バクー市街地コースを走行するカルロス・サインツ(ウィリアムズ)のFW48、2026年9月25日(金) F1アゼルバイジャンGPフリー走行3
Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

今季最高グリッドのはずが一転。サインツ、“同日2度目の黄旗違反”でグリッド降格。ペレスも処分/F1アゼルバイジャンGP

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カルロス・サインツ(ウィリアムズ)が、同日に2度の黄旗違反を認定された。フリー走行3回目(FP3)の違反では酌量事情から戒告にとどまったが、予選Q3での一件については5グリッド降格ペナルティが科された。

9月25日(金)にバクー市街地コースで行われた2026年F1第15戦アゼルバイジャンGPの予選で、サインツは9番手を獲得した。モナコGPでのアレックス・アルボンの11番グリッドを上回り、ウィリアムズにとって今シーズン最上位のグリッドとなるはずだったが、14番グリッドに下がることとなった。

ペナルティポイントも2点加算され、直近12カ月間の累積は4点となった。

サインツ、Q3黄旗違反で5グリッド降格

予選Q3では、ランド・ノリス(マクラーレン)のコースオフに伴い、マーシャリングセクター4および5でシングルイエローが提示された。サインツはチーム無線で「前方にイエロー、リフトして」と警告を受けていた。

サインツは聴聞で、ターン3への進入と立ち上がりで通常よりスピードを落とす一方、ストレートでは減速せず、黄旗区間全体を通して減速したことを示すつもりだったと説明した。

また、黄旗の原因となったノリスのマシンはすでにランオフエリアから離れており、黄旗は間もなく解除されるものと予想していたと述べた。

だが、スチュワードはこの説明を受け入れなかった。黄旗区間が連続している場合でも、ドライバーは個々のマーシャリングセクターで、減速に向けた明確な反応を示す必要がある。一方のマーシャリングセクターで減速し、区間全体で減速したとしても、もう一方のセクターで果たすべき義務を履行したことにはならないと指摘した。

ノリスがすでにランオフエリアを離れていたことも、免責の根拠として認められず、違反と認定された。

ペレス、ピアストリ妨害で3グリッド降格

Q1でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を妨害したとして、セルジオ・ペレス(キャデラック)にも3グリッド降格ペナルティが科された。

当時プレップ・ラップを走行していたペレスは、ピアストリの接近をチームから2度伝えられていたにもかかわらず、ターン18からターン20にかけての区間で走行を妨げ、アタック中のピアストリにアクセルを戻すことを強いた。

レースディレクターは、この区間について、プレップ・ラップではコースの右側を維持して走行するようあらかじめ指示していた。スチュワードは、ペレスがタイヤを温めるための動きによって後続の進路に入り、レースディレクターの指示に従わなかったと判断した。

一方、ピアストリは聴聞で、結果的に大きなタイムロスはなかったと説明し、スチュワードも危険な行為とは認定しなかった。ただし、不必要にアクセルを戻させたことで妨害は成立するとし、3グリッド降格ペナルティを科す決定を下した。

ペレスは予選で20番手につけたが、アストンマーティン・ホンダ勢がパワーユニット(PU)交換に伴う降格により最後尾に回るため、チームメイトであるバルテリ・ボッタスの後方となる20番グリッドに着くことになり、実際の降格は1グリッドにとどまる見通しだ。


2026年F1アゼルバイジャンGP予選では、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がポールポジションを獲得。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続く結果となった。

決勝レースは日本時間9月26日(日)20時にフォーメーションラップが開始され、1周6003mのバクー市街地コースを51周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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