
F1ベルギーGP:エステバン・オコンの”1分遅刻”でハースに約93万円の罰金
エステバン・オコンが、2026年F1第10戦ベルギーGPのFIA公式記者会見に約1分遅刻し、所属先のハースに5000ユーロ(約93万円)の罰金が科された。ただし、同様の違反を繰り返さないことを条件に、処分には12カ月間の執行猶予が付いた。
オコンは木曜日、スパ・フランコルシャンで行われた2回の会見のうち、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)およびアレックス・アルボン(ウィリアムズ)とともに、最初の回に招集されていた。
だが、午後2時30分の開始時刻に間に合わず、約1分遅れて着席した。報道陣からの質問が始まる前には到着しており、質疑応答にはすべて参加した。
遅刻の経緯とハースへの処分
Courtesy Of Haas
FIA公式記者会見でマイクを手に話すエステバン・オコン(ハース)、2026年7月16日(木) F1ベルギーGPメディアデー(スパ・フランコルシャン)
オコンは聴聞で、チームとの会議を終えて記者会見場に移動する途中、予期せぬ遅れが生じたと説明した。到着までに必要な時間を見誤ったと釈明し、遅刻した事実を認めた。
ハースの代表者も謝罪し、今後は時間通りに到着できるよう、十分な移動時間を確保すると約束した。
ペドロ・ラミーを含む5人のスチュワードは、FIAが主催する広報活動への参加はF1ドライバーに課せられた重要な義務の一つであり、特別な事情がない限り、遅刻は許されないと指摘。今回のケースは、この特別な事情には該当しないと結論づけた。
一方で、遅刻の経緯に関するオコンの説明を受け、情状酌量の余地はあるとし、過去の同様の事例に従って5000ユーロの罰金を科しつつも、今季初めての違反だったことも踏まえ、12カ月間の執行猶予を付けた。
FIA国際競技規則(ISC)第9条15項1号は、ドライバーの行動に対する責任はチームが負うと定めている。このため、罰金はオコン個人ではなくハースに科された。