痛恨の2位喪失…ハミルトン終盤ピットは失態ではない?フェラーリが「正しかった」と考える理由/F1イギリスGP

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フェラーリのチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、2026年F1第9戦イギリスGP最終盤のセーフティーカー(SC)中にルイス・ハミルトンをピットインさせたことについて、結果的に2位を失ってなお、その決定は「正しかったと思う」と述べた。

残り5周、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がリアウイングの不具合によりクラッシュし、グラベルに捕まったことでSCが導入された。これを受けて当時1-2体制を築いていたフェラーリは、タイヤ交換のために2台をピットインさせた。

シャルル・ルクレールは首位のままコースへ戻ったが、ハミルトンはジョージ・ラッセル(メルセデス)の後方3番手に後退した。フェラーリとは対照的に、メルセデスはステイアウトを選択した。

バスールは、新品のソフトタイヤを履いたハミルトンなら、ラッセルを抜き返すことは「かなり容易」だと考えていた。そしてフェラーリは、レースが再開されることは「ほぼ確実」だと見込んでいた。

だが、フェラーリの読みとは裏腹に、レースはSC先導下でチェッカーフラッグを迎え、ハミルトンに挽回の機会は訪れなかった。

バスールは、ハミルトンをピットに入れた判断について議論の余地はあるとしつつも、「もし我々がピットに入れなければ、ラッセルが新品ソフトに替え、我々がハードタイヤのままという状況になった可能性もある」と語り、ステイアウトにも「リスクがあった」と指摘した。

「SCがあれほど長く出続けたことには少し驚いた。我々は再開されると予想していた。あの判断についてはいくらでも議論できるが、今やり直すとしても私は同じことをする。チャンスを活かしポイントを最大化する良い一手だった」

最終盤のピットインによりハミルトンは順位を1つ失ったが、それでも3位表彰台に上がって15ポイントを確保した。

選手権リーダーのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が無得点に終わったことで、ハミルトンはドライバーズ選手権3位のまま、アントネッリとの差を32ポイントまで縮めた。

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