レッドブル「フェラーリとメルセデスには太刀打ちできない」2017年F1ロシアGP初日コメント
レッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドが、F1ロシアGP金曜フリー走行を振り返りコメントを発表した。レッドブルは、最速タイムをマークしたフェラーリに対して1秒半もの差を付けられてグランプリ初日を終えている。
レッドブル:ロシアGP金曜フリー走行を終えてのコメント
マックス・フェルスタッペン
FP1: 4位/1:37.174, FP2: 5位/1:35.540
「燃料圧力の問題が起きちゃたから、予定してたよりも早くセッションを終えることになっちゃんたんだ。ロングランを途中で切り上げるハメになったから少し残念だけど、幸いにもダニエルが走ってくれたから、日曜の決勝に向けて幾らかデータを得ることができたよ。ここは僕らが得意とするサーキットじゃないから難しい週末になると思ってたし、ベストを尽くすだけだよ」
「ここは長いストレートがあるから、メルセデスとフェラーリとのギャップが大きいように見えるね。僕らのマシンはパワーとダウンフォースが少ないから、ストレートだけじゃなくてコーナーでもトリッキーなんだ。どのドライバーにとっても、1周を完璧にまとめ上げるのは簡単じゃないしタイヤのウォームアップも難しいから、予選は面白くなるんじゃないかな。現実的に言って、日曜の決勝では5番手、6番手あたりが僕らの目標だね」
ダニエル・リカルド
FP1: 6位/1:37.290, FP2: 6位/1:35.910
「スーパーソフトタイヤを履いたクルマにはかなり満足してるけど、ウルトラソフトタイヤでは他の人達ほどタイムが出せてないから、タイヤを上手く使いこなせるようになる必要があるね。スーパーソフトでのバランスは悪くないから、明日ウルトラソフトでの感触と同じくらいのものを引き出せれば合格点ってところかな。今日の午後はタイヤを暖めるのがそんなには難しくなかったから、明日も同じような天気になればそれほど大きな問題にはならないかもしれないね」
「みんなバルセロナでのアップグレードについて聞きたがるけど、僕らはまずこの週末に、今のマシンとパッケージが持っているものを目一杯引き出す必要があるよ。明日に向けて間違いなく改善できると思うけど、予選ではメルセデスとフェラーリの後ろになっちゃうだろうね。トップチームとの差が大きく変わるとは思ってないし、今日の走行を見る限りはフェラーリが一番強いだろうね」
2017年ロシアGPの初日セッションの詳細については、ロシアGP《FP1》結果、及びロシアGP《FP2》結果をそれぞれ参照頂きたい。