
2026 F1バーレーンテスト《3日目》午前速報:アストン低調、ラッセルが最速更新&レースシミュ完遂
2026年F1プレシーズンテストが2月13日(金)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで3日目を迎えた。4時間にわたる午前のセッションでは、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分33秒918をマーク。これまでの週末最速タイムを塗り替える走りを見せた。
メルセデスは前日、パワーユニット(PU)一式の交換を余儀なくされ、走行が大幅に制限された。だが、この日のラッセルはその遅れを取り戻すかのように、セッション開始直後にコースイン。早々にベストタイムを刻むと、ライバルがロングランに注力するなか、レースシミュレーションをいち早く完了させた。
57周に及ぶフルシミュレーションは燃料搭載量の差を排除できるため、現時点での序列を測る有力な指標となり得る。最終的にラッセルは78周を走破し、ランチブレイクへと向かった。
“ビッグ4”を追うハース、アストンは低調
現時点で勢力図を断定するのは尚早だが、上位4チームに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”として存在感を示しているのがハースだ。オリバー・ベアマンは午前だけで70周を走り込み、暫定4番手につけた。ハースは3日間の総走行距離が300周を超えるなど、信頼性とペースの両面で安定感を示している。
一方で、厳しい状況に置かれているのがアストンマーティン・ホンダだ。エイドリアン・ニューウェイ設計のシャシーに、ホンダ製パワーユニットを搭載する「AMR26」はこの日、ランス・ストロールが54周を重ねたものの、トップから4.505秒遅れの10番手にとどまった。周回数、タイムともに下から2番目という状況だ。
最多周回はレーシング・ブルズ
その他の陣営では、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が69周を走り2番手、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が61周で3番手につけるなど、強豪勢は順調にプログラムを消化した。一方、リアム・ローソン(レーシング・ブルズ)は全チーム最多となる84周を走破した。
対照的に、新規参戦のキャデラックは再びトラブルに見舞われた。バルテリ・ボッタスがターン11でマシンを停止させ、この日最初の赤旗の原因となった。メカニカルトラブルとみられるこのストップにより、午前中の周回数は35周にとどまった。
第1回テストは残すところ午後の1セッションのみ。各チームは昼休みを利用して、これまでに得たデータの分析を進めることになる。
2026 F1バーレーンテスト《3日目》午前暫定結果表
| Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ラッセル | メルセデス | 1:33.918 | 0.000 | 78 |
| 2 | ハミルトン | フェラーリ | 1:34.209 | 0.291 | 69 |
| 3 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:35.341 | 1.423 | 61 |
| 4 | ベアマン | ハース | 1:35.972 | 2.054 | 70 |
| 5 | ピアストリ | マクラーレン | 1:36.390 | 2.472 | 73 |
| 6 | コラピント | アルピーヌ | 1:36.874 | 2.956 | 64 |
| 7 | サインツ | ウィリアムズ | 1:37.186 | 3.268 | 68 |
| 8 | ローソン | レーシングブルズ | 1:37.238 | 3.320 | 84 |
| 9 | ボルトレート | アウディ | 1:37.536 | 3.618 | 60 |
| 10 | ストロール | アストンマーティン | 1:38.423 | 4.505 | 54 |
| 11 | ボッタス | キャデラック | 1:38.772 | 4.854 | 37 |