
F1バーレーンテスト初日、セッションが急遽延長に―停電トラブルで赤旗
2025年のF1公式プレシーズンテストは、午後のセッション中に突如発生した停電により中断を余儀なくされ、その影響でセッションが1時間延長されることとなった。
サーキット全体が停電、1時間の延長措置
現地時間午後5時頃、サーキット外部の変電所のトラブルにより停電が発生。これにより、コースの照明が消え、ピットガレージやピットウォールのモニターもすべて機能を停止した。この影響でセッションは赤旗中断となり、復旧までに1時間以上を要した。
国際自動車連盟(FIA)およびF1は、失われた走行時間を補うために午後のセッションを1時間延長することを決定。これにより、本来は午後7時(日本時間午前1時)に終了予定だったセッションは、午後8時(日本時間午前2時)まで実施されることとなった。
メルセデスのジョージ・ラッセルは、停電が発生した際の状況について「ピットに戻ってきて、周囲が暗くなっていることに気づいた。最初は『バイザーを変えなきゃ』と思ったけど、よく見たら照明が消えていたんだ」と驚きを語った。
最終的にセッションは1時間以上の中断を経て再開されたものの、路面コンディションの変化により、各チームのテストプログラムに影響が発生している。