握手を交わすウィリアムズのジェームズ・ヴァウルズ代表とローガン・サージェント、2023年
Courtesy Of Williams

2024年F1グリッド変更なし…ウィリアムズがサージェットとの契約更新を発表

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ウィリアムズ・レーシングがローガン・サージャントとの契約更新を発表した事で2024年シーズンのF1グリッドが確定した。全チームは来季も現行のドライバーラインナップを維持する。

22歳のアメリカ人ドライバーはFIA-F2選手権を経て今年、英国グローブのチームからデビューを果たした。シーズンを通して一度も僚友アレックス・アルボンを上回る事ができなかったが、アメリカGPでは母国ドライバーとして30年ぶりにF1ポイントを獲得した。

アブダビテストを含めたシーズン後にラインナップを決定するとしていたウィリアムズは2023年12月1日(金)、サージェットが2024年もアルボンと共にチームに残留すると発表した。

この決定についてチームは、「高い評価を得ているドライバー・アカデミーの卒業生をF1において育成するというウィリアムズ・レーシングのコミットメントを強調する」ものであると説明した。

サージェントについてチーム代表を務めるジェームズ・ヴァウルズは「世界の舞台でプレッシャーに晒されながらも計り知れないスキルを発揮」しているとして、「彼の能力には絶大な信頼を寄せている。来シーズン、共に更なる成功を収めることができると信じている」と付け加えた。

サージェントは「このような才能溢れる献身的なチームでドライバーとして成長し続ける機会を与えてくれたことに感謝している。来年のチームの成功に貢献するのが待ちきれない」と語った。

ドライバーラインナップに変更がないのはF1史上初と見られる。