フォーメーションラップに向けてグリッド上でクルマに乗り込む角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)、2023年9月3日(日) F1イタリアGP(モンツァ・サーキット)
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衝撃DNSの角田裕毅「エンジンかギアボックスから変な音が…」予選11番手も出走すら叶わず

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角田裕毅(アルファタウリ)はポイント獲得の期待が懸かる11番手からレースをスタートする予定であったが、スターティンググリッドへの向かうフォーメーションラップ中に車両が技術的なトラブルに見舞われ、出走すら叶わずF1第15戦イタリアGPを終えた。

コックピット内には煙が充満。フォーメーションラップ中にコース脇にクルマを停めた事で、2023年9月3日(日)のF1イタリアGPのスタート手順は中止とやり直しを余儀なくされた。結果、レース周回数は53周ではなく51周へと変更された。

一体、何が起きたのか? 「まず最初に、ギアボックスかエンジンから変な音が聞こえて、その後、パワーを失ったように感じました。まだ原因が分かっていないので詳しく調べる必要があります」と角田裕毅は説明する。

「もちろん、今週末はチームにとってのホームグランプリで、プラクティスの段階からペースもかなり良さそうだっただけに尚更残念ですが、仕方ありません」

ギアボックスに関してはどのような使用履歴のものを使用していたのか不明だが、パワーユニットに関してはF1イタリアGPに先立ち今季4基目となるICE(内燃エンジン)、ターボ、MGU-H/K、5基目のエキゾーストを開封したばかりだ。

期待が大きかっただけに悔やまれる結末だが、角田裕毅はモンツァでの週末から得られたものに満足しているという。

「今週から得られるプラス面はたくさんあります。少なくとも過去2、3戦に関してはペースにかなり一貫性がありますし、例えちょっと苦戦したとしても次の日には改善できています」

「これは僕らにとっての強みの一つで、各々のレースで更なるパフォーマンスを引き出す事ができています。なので心配はしていませんし、次のシンガポールを楽しみにしています」

アルファタウリ、DNSの原因を説明


9月3日(日)にモンツァ・サーキットで行われた2023年F1第15戦イタリアGP決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が10連勝を飾った。2位はセルジオ・ペレス(レッドブル)。3位表彰台にはポールシッターのカルロス・サインツが滑り込んだ。

マリーナベイ市街地コースを舞台とする次戦シンガポールGPは9月15日のフリー走行1で幕を開ける。

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