ピットウォールから2023年型F1マシン「A523」のシェイクダウンを見守るアルピーヌのエステバン・オコン
Courtesy Of Alpine Racing

エステバン・オコン「酷い状態だった」肺感染症で6週間トレーニングできず

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エステバン・オコン(アルピーヌ)は昨年の最終アブダビGPを経て、何らかの肺感染症を患い、約6週間に渡ってまともにトレーニングができない状況に置かれていたようだ。

英Autosportによるとオコンは、アルピーヌの2023年型F1マシン「A523」の新車発表会で「1ヶ月半の間、本来のフィットネスレベルに戻せない状態だった」と明かした。

2023年仕様のレーシングスーツを着用するアルピーヌのエステバン・オコンとピエール・ガスリー (1)Courtesy Of Alpine Racing

2023年仕様のレーシングスーツを着用するアルピーヌのエステバン・オコンとピエール・ガスリー

「幾らか(のトレーニング)はできたけど、たとえば歩くだけで心拍が一番高いレベルに上がってしまうくらい酷い状態だった」

「だからかなり心配だったんだけど、できるだけ早く回復してフルトレーニングができるように精一杯の事をやった結果、大きく這い上がる事ができた」

オコンは「この手のウィルスは強力だ。誰もが気をつけなきゃならない」とした上で、幸いにも今は「100%」の状態にあり「最高の気分」だと付け加えた。