Courtesy Of Red Bull Content Pool
レッドブル「驚きと失望」FIAによる2021年F1予算超過公表を受け
2021年シーズンの会計報告において手続き上並びに予算超過違反があったとの国際自動車連盟(FIA)からの指摘を受け、レッドブル・レーシングは「驚きと失望をもって受け止めている」との声明を発表した。
F1は昨年、史上初めて予算上限ルールを導入した。違反チームに関する激しい憶測が飛び交う中、統括団体は雨の鈴鹿での決勝翌日の10月10日(月)にようやく監査報告を行った。
アストンマーチンに関しては手続き上の違反のみで予算の超過はなかったが、2021年シーズンのドライバーズ世界選手権を制したレッドブルには「軽微」ながらも超過があった事が明らかにされた。
これを受けてレッドブルは「我々は”財務規定上の軽微予算違反”があったとするFIAの調査結果を驚きと失望をもって受け止めている」との声明を発表した。
「2021年に提出した我々の提出文書はコストキャップ上限を下回っていた。2021年のコスト上限を下回っているとの我々の考えに変わりはないため、FIAの調査結果を慎重に検討する必要がある」
「第3者による推測やポジショニングにもかかわらず、FIAとの間には当然、規定に基づくプロセスが存在する。我々は利用可能なすべての選択肢を検討する間、敬意を以てこれに従う」
まずはアストンマーチン及びレッドブルが違反是認(ABA)を締結するか否かを待つ必要があるため、処分については明らかにされていない。