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2023年F1カレンダー発表:史上最多24戦30レース、日本GPは8年ぶり9月開催
F1は9月20日(火)、世界モータースポーツ評議会(WMSC)の承認を経て、2回のトリプルヘッダーと6回のダブルヘッダーを含む2023年のF1カレンダーを正式発表した。
スプリント開催数が従来の3回から6回へと拡大されるため、レース開催数としては30回に達する。ファンにとってもドライバーやチームにとってもこれ以上過酷なシーズンはない。
先日流出した暫定版とほぼ同じスケジュールで、史上最多となる24戦が計画されており、鈴鹿サーキットでの日本GPは第18戦として2015年以来、8年ぶりに9月に開催される。
Rd. | 日付 | グランプリ | 会場 |
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第1戦 | 3月05日 | バーレーンGP | バーレーン国際サーキット |
第2戦 | 3月19日 | サウジアラビアGP | ジェッダ市街地コース |
第3戦 | 4月02日 | オーストラリアGP | アルバート・パーク |
第4戦 | 4月16日 | 中国GP | 上海国際サーキット |
第5戦 | 4月30日 | アゼルバイジャンGP | バクー市街地コース |
第6戦 | 5月07日 | マイアミGP | マイアミ国際オートドローム |
第7戦 | 5月21日 | エミリア・ロマーニャGP | イモラ・サーキット |
第8戦 | 5月28日 | モナコGP | モンテカルロ市街地コース |
第9戦 | 6月04日 | スペインGP | カタロニア・サーキット |
第10戦 | 6月18日 | カナダGP | ジル・ビルヌーブ・サーキット |
第11戦 | 7月02日 | オーストリアGP | レッドブルリンク |
第12戦 | 7月09日 | イギリスGP | シルバーストン・サーキット |
第13戦 | 7月23日 | ハンガリーGP | ハンガロリンク |
第14戦 | 7月30日 | ベルギーGP | スパ・フランコルシャン |
第15戦 | 8月27日 | オランダGP | ザントフォールト |
第16戦 | 9月03日 | イタリアGP | モンツァ・サーキット |
第17戦 | 9月17日 | シンガポールGP | マリーナ・ベイ市街地コース |
第18戦 | 9月24日 | 日本GP | 鈴鹿サーキット |
第19戦 | 10月08日 | カタールGP | ロサイル国際サーキット |
第20戦 | 10月22日 | アメリカGP | COTA |
第21戦 | 10月29日 | メキシコGP | エルマノス・ロドリゲス |
第22戦 | 11月05日 | サンパウロGP | インテルラゴス |
第23戦 | 11月18日 | ラスベガスGP | ラスベガス市街地コース |
第24戦 | 11月26日 | アブダビGP | ヤス・マリーナ・サーキット |
流出版との唯一の違いはベルギーGPとハンガリーGPが入れ替わった点だ。ハンガロリンクでのF1ハンガリーGPは第13戦として7月23日に、スパ・フランコルシャンでのベルギーGPは第14戦として7月30日に開催される。
過去最大の24戦が並ぶ来季のカレンダーについてモハメド・ベン・スレイエムFIA会長は「世界規模で成長し、魅力が高まっている更なる証拠だ」とのコメントを寄せた。
ただし中国GPは同国内の新型コロナウイルス対策が足枷となり中止される可能性が高い。