険しい表情でガレージへと向かうセルジオ・ペレス(レッドブル)、2022年9月3日F1オランダGP予選
Courtesy Of Red Bull Content Pool

Q3早期終了の原因を作ったセルジオ・ペレス、コースオフの理由を説明

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F1第15戦オランダGP予選を5番手で終えたセルジオ・ペレス(レッドブル)は、事実上のQ3早期終了の原因となった自身のコースオフについて、アクセルを早く開け過ぎたためだと説明した。

ペレスはQ3最終ラップのターン13を脱出する際にスピンを喫した。イエローフラッグが振られた事で、角田裕毅(アルファタウリ)とメルセデス勢はフライングラップを終えられずに予選を終えた。

スロットルを早く踏み過ぎた

セルジオ・ペレス
予選: 5位 / 1分11秒007
予選: 6位 / 1分12秒176

Q3の最終ラップの件は、ほんの僅かにプッシュし過ぎて限界を超えてしまった事が原因だ。最終コーナーで少し行き過ぎてしまった。クルマにダメージを与えずに済んでラッキーだった。

スロットルを早く踏み過ぎて僅かにグラベルに触れてしまい、残念ながらリアを失ってしまった。良いラップを刻んでいたから、もっと上へ行けるはずだったんだけど…。

それでもまだ5番手だ。ここからだってレースを戦えるし、重要なのは力強いレースペースだ。

昨日のセッションを経てクルマに変更を加えた事で正しい方向に進む事ができた。今朝のロングランも好調だったし、明日はそれを活かして上位に向けてポジションを上げていきたい。


2022年F1オランダGP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にシャルル・ルクレール、3番手にカルロス・サインツと、フェラーリ勢が続く結果となった。

オランダGPの決勝レースは日本時間9月4日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4,307mのザントフォールト・サーキットを72周する事でチャンピオンシップを争う。

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