目玉が飛び出そう…メルセデスはF1モナコで従来とは異なるバウンドに見舞われている、とルイス・ハミルトン
ルイス・ハミルトンによるとモンテカルロ市街地コースでのメルセデスW13は「目玉が飛び出そう」な位に激しく跳ねており、過去6戦とは異なる種類のバウンシングに見舞われているという。
ハミルトンは5月27日のF1第7戦モナコGPの初日FP1で10番手、続くFP2で12番手をマークしているが、エンジニアリング・ディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは「トラフィックの影響でソフトタイヤの性能を引き出しきれず、ルイスは何度かブロックされていたため、まだ伸び代がある」と述べ、ラップタイムはポテンシャルを反映したものではないと主張した。
バンプに乗ると目玉が飛び出そう
ルイス・ハミルトンFP2: 12位, FP1: 10位
今日は1ラップをまとめ上げるための戦いだった。これまでのモナコでは経験した事がない感じだった。
以前のマシンは今より軽くて軽快だったけど、今年のマシンはかなり重量が増していて、ドライビングの感触も大きく変化していた。
路面は再舗装されているけど、おそらく今までで一番バンピーなサーキットだと思う。バンプに乗ると目玉が飛び出そうな位だったよ!
これまで出ていたような空力的なバウンドじゃなくて、フロアと路面との距離が短く硬いセットアップを使っているせいでボトミングがかなり激しいんだ。
FP2に向けてクルマに変更を加えたけど、今夜は究極のパフォーマンスとドライバビリティの適切なバランスを見つけるために幾つか分析していく必要がある。
まだセクター毎のベストで1ラップをまとめる事ができていないけど、プッシュしている時のグリップはかなり良い感じだ。
フェラーリやレッドブルの速さには及ばないかもしれないけど、明日、そして日曜のレースでは他のみんなより前に出られるようにしたい。
初日をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール。2番手には僚友カルロス・サインツが続きフェラーリが1-2体制を築いた。3番手にはコンマ4秒遅れでセルジオ・ペレス(レッドブル)が続く結果となった。
2022年F1モナコグランプリ3回目のフリー走行は日本時間5月28日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってモンテカルロ市街地コースで開催される。