ジュエリー禁止対策でハミルトンに結婚を勧めるラッセル、フェルスタッペンからの出産祝いに「スーパーナイスだぜ」とペレス
メルセデスのジョージ・ラッセルは、レース中の宝飾品禁止令に不満を持つ僚友ルイス・ハミルトンに結婚を勧め、レッドブルのセルジオ・ペレスはマックス・フェルスタッペンからの出産祝いに「スーパーナイスだぜ」と笑みを見せた。
トラック上では激しい争いが繰り広げられ、レッドブルとアストンマーチンとの間では知的財産に関する論争が勃発するなど、F1グリッドは変わらず緊張感に溢れているが、それでも時折は和やかな風も吹く。
結婚しろよ、のアシスト弾?
競技中にジュエリーの類を身につけてはならないとする伝統的なルールの取り締まりを強化するFIAに納得がいかないハミルトン。すぐには外せないとする一部のピアスに関して猶予を得たものの、それはモナコGPまでの期間限定だ。
対立姿勢を鮮明にするかのように、3つの時計と8つの指輪、4つのネックレスと2つのイヤリングを身に着けて金曜公式会見に臨んだF1マイアミGPから2週間。FIAとのその後の話し合いの状況について問われたハミルトンは、スペインでの週末を前に次のように答えた。
「前回のレースがあった日曜に話したのが最後だ。あれからは誰とも話し合っていない。僕の認識では、結婚している人に関しては結婚指輪をつけることが許されてるって事で…」
これに対して隣に座っていたチームメイトのラッセルはすかさず「それなら結婚しちゃえば良いんだよ(笑」とアドバイス。ハミルトンは13歳年下のチームメイトに対して「いや、いや。ジョージが先だよ」と返した。答えに窮する先輩へのアシスト弾だったのかもしれない。
8年に渡るニコール・シャージンガーとの交際を経て、ハミルトンは2015年以降、アメリカ出身のモデル、ジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナー、イギリス人歌手のリタ・オラ、リアーナなど多くの女性達との交際が取り沙汰されてきたが、どの噂も長続きはせず、今も独身のままだ。
一方のラッセルはロンドン出身で、名門ウェストミンスター大学で経営管理と財務の学士号を取得し、現在、投資会社に勤務しているとみられるカルメン・モンテロ・ムントと愛を育んでいる。
公式グッズを持ち込んだフェルスタッペン
32歳のパパドライバー、ペレスはバルセロナでの週末を前に、妻カローラ・マルティネスとの間に無事、第3子が生まれた。
フェルスタッペンはペレス家に新たに加わったエミリオ君のためにサプライズ・プレゼントを用意してバルセロナに。パドック入りしたペレスはすぐに異変を察知したようで「サプライズ?サプライズ?」と声を上げた。
フェルスタッペンは「分かんないけど、何かあったの?」ととぼけつつ、昨年までのカーナンバー「33」がプリントされた”よだれかけ”や靴下などのベビーグッズに加えてステッカーを取り出した。
次から次へとバックから贈り物を取り出す様に驚いたペレスから「お前、これ全部持ってきたの?」と尋ねられるとフェルスタッペンは「当然でしょ」と返答。ペレスは「スーパーナイスだぜ」「感動したよ。彼も気にいると思う」と感謝の言葉を口にした。
なおカーナンバー「33」仕様のグッズは型落ち品というわけではないようで、今年も公式オンラインショップで販売されている。