
角田裕毅、変更キマらずFP2で後退14位も「Q3の可能性はまだ残ってる」
スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は5月20日(金)に行われた2022年F1第6戦スペインGPの初日FP1で10番手と上々の滑り出しを見せたが、FP2では14番手と後退した。
ハースを除くミッドフィールドの全ライバルがアップグレードを持ち込む中、アルファタウリはバルセロナのコース要件に応じたリアウイングを持ち込んだのみで、車体性能を引き上げるような新たな開発物は当面、投入の予定がない。
セットアップ作業で最適化を行いパフォーマンスを引き上げる必要があるものの、チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズによると、その試みは失敗に終わった。
「FP2に向けてマシンを変更したものの、両ドライバーともマシンバランスに完全に満足していなかった」とエドルズは説明する。
「よって明日に向けてクルマをベストな状態にセットアップすべく、今夜はデータ分析作業に取り組む事になる」
Q3の可能性はまだ残ってる
角田裕毅
FP2: 14位 1分21秒285 / FP1: 10位 1分21秒814
今のところ、クルマにはそれほど満足できていません。
予選でQ3を目指すとなると、明日に向けてやるべきことが山積みですが、まだ可能性はあると思いますし、後1回プラクティスが残っていますので、クルマに変更を加えてこのパッケージから最大限のパフォーマンスを引き出していきたいと思います。
週末そのものは順調に進んでいますので、この調子で日曜のレースでポイントを狙えるようにしていきたいと思います。
初日をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手にはジョージ・ラッセル、3番手にはルイス・ハミルトンと、メルセデス勢が続く結果となった。
F1スペイングランプリ3回目のフリー走行は日本時間5月22日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってカタロニア・サーキットで開催される。