ピエール・ガスリー「恐ろしく大変だった」課題山積のAT03
F1第6戦スペインGP初日プラクティスを11番手で締め括ったアルファタウリのピエール・ガスリーは「恐ろしく大変だった」と語り、予選Q3進出のためには解決すべき課題が山積みだと付け加えた。
この日のカタロニア・サーキットは冬季テストの時とはコンディションが大きく異なり、路面温度は50℃近くまで上昇した。
この影響についてチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「グリップ及びバランスの両面でタイヤのパフォーマンスに大きな影響があった。そしてハンドリング特性が誇張されてしまった」と説明した。
恐ろしく大変だった…課題山積のAT03
ピエール・ガスリーFP2: 11位 1分20秒917 / FP1: 8位 1分21秒422
今日は最高の金曜日とはいかなかったし、恐ろしく大変だった。クルマを望んでいたような状態に仕上げられていないように思うし、コンディションも味方してくれないから対処するのはハードだけど、それは誰にとっても同じだ。
マシンはこのような超暑いコンディションを好まないから、レースは誰にとっても楽なものにはならないだろうね。
今夜は洗いざらい分析して、最大限のパフォーマンスを引き出すために何がベストかを考えなきゃならない。
明日に向けて今夜は改善しなきゃならない事が山積みだ。明日のFP3を終えた後に、予選で何が達成できるかを見極める事になると思う。
とは言えトップ10からはさほど離れていないから、僕らとしては兎に角、自分たち自身に集中する必要がある。明日の予選でQ3に進める事を祈ってる。
初日をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手にはジョージ・ラッセル、3番手にはルイス・ハミルトンと、メルセデス勢が続く結果となった。
F1スペイングランプリ3回目のフリー走行は日本時間5月22日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってカタロニア・サーキットで開催される。