シルバーストン・サーキットのピットビル、2021年7月15日F1イギリスGPにて
Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

動画:レッドブルF1、2022年新車「RB18」をこっそりシェイクダウン

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レッドブル・レーシングは2月17日(水)、F1イギリスGPの舞台、英国シルバーストン・サーキットでフィルミングデーを利用し、2022年の新車「RB18」のシェイクダウンを終えたようだ。

これは隠密理に行われたもので、チームはシェイクダウンの事実やサーキットを周回するマシンの画像を公開していないものの、現地ファンが16時頃からエキゾーストノートが鳴り響くのを確認している他、不鮮明ながらもネット上で走行の様子を捉えた画像と動画が拡散されている。

マックス・フェルスタッペンの母国、オランダ最大の日刊紙「De Telegraaf」によると、この日はフェルスタッペンとセルジオ・ペレスの両名がステアリングを握ったと言う。

新たにタイトルスポンサーに就任した「オラクル」のロゴが確認できるこの画像が本物だとすれば、RB18のボディーワークは何処となくアルファタウリ「AT03」と似通った印象だ。

角田裕毅とピエール・ガスリーが駆るスクーデリア・アルファタウリの2022年型F1マシン「AT03」のレンダリングイメージ全体像 (1)Courtesy Of Red Bull Content Pool

角田裕毅とピエール・ガスリーが駆るスクーデリア・アルファタウリの2022年型F1マシン「AT03」のレンダリングイメージ全体像

レッドブル・レーシングの2022年F1マシン「RB18」のリバリー発表イベント (2)Courtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル・レーシングの2022年F1マシン「RB18」のリバリー発表イベント

F1競技規定はプロモーション・撮影目的での現行車両での走行を認めている。チームはピレリが製造するデモ用の特殊タイヤを装着の上、100kmの距離を上限としてマシンを走らせる事ができる。

この規定は多くの場合、プレシーズンのシェイクダウンのために利用される。アストンマーチンとウィリアムズは各々、新車発表後に同じくシルバーストンでシェイクダウンを実施した。