日産、新車「フェアレディZ」日本初公開、価格696万円の限定”Proto Spec”を夏前発売
日産は1月14日、幕張メッセで開催される東京オートサロン2022で新型「フェアレディZ」の日本市場向けモデルを初公開。併せて特別仕様車の「Proto Spec」を発表した。
フェアレディZは世界累計180万台以上の販売を誇るスポーツカー。日産のDNAを象徴するモデルとして昨年8月にニューヨークで世界初公開された。日本では「Proto Spec」を皮切りに、2022年6月下旬頃より販売を開始する。
新型は歴代「Z」へのオマージュを感じさせるデザインを採用し、最高出力298kW(405馬力)、最大トルク475Nm(48.4kgfm)を発生させる新開発3リッターV6ツインターボエンジンを搭載。マニュアルモード付フルレンジ電子制御9速オートマチック(9M-ATx)と6速マニュアルが用意される。
240台限定の「Proto Spec」はイカズチイエローとスーパーブラックの2トーンのボディカラーを採用。専用カラーのレイズ製19インチアルミ鍛造ホイール(チタニウムゴールド)や、4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ(イエロー)などを装備する。
インテリアには本革・スエード調ファブリックコンビシートなどを採用すると共に、インストパネル、ドアトリムクロス、MTシフトノブブーツ、ニーパッドなどに専用カラーステッチを施す。
「Proto Spec」の価格は6MT、9M-ATxモデル共に696万6,300円(税込)。注文はオンラインで行われる。240台を超える応募があった場合は抽選の上、当選者が決定される。応募開始は2月7日を予定する。