動画:もうウンザリだ!とフェルスタッペン…ハミルトンとの接触事故に関する”バカバカしい”質問攻めに忍耐限界
F1第11戦イギリスGPでのルイス・ハミルトンとのクラッシュを巡る絶え間ない質問攻めに忍耐が限界に至ったようで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは放送禁止用語を織り交ぜながら苛立ちを爆発させた。
シルバーストンでの1周目のコプスでの接触が物議となった事で、特にフェルスタッペンに関しては事故以来初めて公の場に姿を見せた事もあり、ハンガリーGPでの週末は両者に対して一件に関する質問が飛び交い続けている。
チームがハミルトンに対する罰則裁定の再審査を要求した結果、議論の火に更に多くの油が注がれる事となった。
メルセデスは再審嘆願書の記載を巡ってライバルチームの首脳陣を激しく口撃。クリスチャン・ホーナー代表はこれを「敵対的」と受け止めた。一件への苛立ちと関連するかどうかはさておき、予選Q3最後の混乱に関しては「ゲーム」として認める一方で「反則スレスレのプレー」と称した。
メルセデスのトト・ウォルフ代表は緊張緩和に向けて舵を切るべきとの立場を示したが、依然として一件への注目と関心は高く、予選後のFIAプレスカンファレンスでは、3番手フェルスタッペンに対して「日曜のレースでホイール・トゥ・ホイールになったとしたら…」との質問が飛びかけた。
するとフェルスタッペンは途中で質問を遮って「もうこの件に関しては止めにしない? もうこの手の質問にはウンザリするほど答えてきたんだ。正直言って馬鹿げている」と述べ、落ち着き振る舞いながらも苛立ちを爆発させた。
「木曜からずっとこの下らない質問ばかりに答えてきたんだが、いい加減、もうこの話は止めてくれないかな? 頼むよ」
「僕らはレーサーなんだから、レースで勝負を付けるつもりだ。当然激しくいくつもりだけどフェアにやるし、兎に角、お互いにプッシュし続けるだけだよ」
フェルスタッペンの隣に座っていた通算101回目のポールポジションを獲得したハミルトンは「何か付け加える事はあるか?」と問われると、無言で首を横に振った。