セッションに向けて準備するレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス、2021年3月14日F1バーレーンテスト3日目
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RB16Bに慣れてきた、とセルジオ・ペレス…選手権6位からの脱却目指し「優勝を目指して戦いたい」

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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが、2021年FIA-F1世界選手権第4戦スペインGPに先立って抱負を語った。

昨年のレースでペレスは予選4番手を獲得。レースも4位でフィニッシュしたが、青旗無視によって5秒ペナルティが科されてしまい、ランス・ストロールが4位に昇格し、ペレスは5位に後退した。

雨のイモラでのノーポイントが大きく、ペレスは3戦を終えて22ポイントと、ドライバーズランキングで6位と低迷している。チャンピオンシップ争いのためにも、F1初入賞の地で表彰台に上がって勢いをつけたいところだ。

セルジオ・ペレス優勝を目指して戦いたい

ポルトガルGPを振り返って

もちろん、もっと良い結果を期待していたけど、僕としては物事を楽観視する方を好むから、マシンに慣れてきたという点での進歩に満足している。

イモラとポルトガルは本当に厄介なレースだったけど、多くを学ぶ事ができた。トップグループと同じペースで走れていたし、真っ当にポイントを獲得するできたから、あとは更に良くなっていくだけだ。

タイトル争いは僅差ですが、チームの雰囲気はどう?

ここに来てまだ日が浅いけど、来た時からチームの雰囲気は同じで、誰もがレースに勝ちチャンピオンシップを目指すという同じ目標に向かって努力している。

これは僕がこれまでに慣れ親しんできたものとは全く違う雰囲気で、モチベーションは本当に高い。チームの期待を裏切らないようにしたい。

バルセロナはマシン的に相性が良い?それとも強みを活かせない?

このコースは非常に特殊だ。低速コーナーがあるかと思えば、3つ目と9つ目は高速コーナーだし、適切なバランスを見つけて右側のタイヤをケアする事が重要だ。

それに風の影響も考慮しなきゃならない。凄くトリッキーなサーキットだけど、週末の最初から競争力を発揮して、優勝を目指して戦っていきたい。

バルセロナは誰もが熟知するコースです

僕にとっては2011年にF1で初めてのポイントを獲得した場所だし、もしかしたらレッドブルでの初表彰台が取れるかもしれないという点でスペシャルな場所だ。予選が凄く重要だけど準備は整っている。

今年は例年とは異なる場所でウインターテストが行われたし、昨年のレースコンディションは通常のテストとは異なるものだったから、RB16Bがどんなパフォーマンスを発揮してくれるのか凄く興味をそそられる。

昨年のレースは僕にとってコロナ発症後に初めて走ったレースだったけど、良い結果を残すことができたし楽しみだよ。

連戦が続きます

オフシーズンに取り組んだ成果が発揮される時が来たって事だね。

今年はかつてないほどに準備を重ねてきたから、特に最高の結果が得られなかった週末の後はメンタルを整える事が重要だと思う。早くページをめくって、仕事に戻る準備をすることが大切だ。

去年はトリプルヘッダーがあって、それはもちろん大変な事だったけど、ダブルヘッダーやトリプルヘッダーはガレージのみんなにとっても大変な事で、家族と離れて多くの時間を過ごさなければならない彼らをいつも気の毒に思う。

でも僕らはプロだから着実に準備を整えていく。


スペインGPの戦いの舞台となるのはカタロニア・サーキット。ターン10の改修により1周4,675mへと延長されたこのコースは、マシンの総合力が試される場として知られており、例年、その後のシーズンの行方を占う重要な一戦となっている。

昨年のグランプリでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを果たし、ミハエル・シューマッハが所持していたF1史上最多表彰台記録を156回に更新した。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果だった。

F1スペインGPは、日本時間5月7日(金)18時30分からのフリー走行1で幕を開ける。

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