2021年型アルピーヌF1マシン「A521」のCGイメージ

アルピーヌ、2021年型F1マシン「A521」の暫定カラーリングを公開

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ルノー改め「アルピーヌF1チーム」は1月14日(木)、2021年型F1マシン「A521」の新車発表を来月に控えて、新たなブランドカラーをモチーフとしたマシンの暫定カラーを初公開した。

ルノー・グループは昨秋、グループ全体を4つのブランドで再編する新たな体制を発表。アルピーヌがスポーツブランドに位置づけられた事で、英国エンストンのチームは今季よりアルピーヌF1チームに改称した。

2021年型アルピーヌF1マシン「A521」の暫定カラーリング

2021年型アルピーヌF1マシン「A521」の暫定カラーリング

2021年型アルピーヌF1マシン「A521」の暫定カラーリング

2021年型アルピーヌF1マシン「A521」の暫定カラーリング

ルノーは木曜日の朝、”量”から”価値”への戦略シフトを柱とした「ルノーリューション」計画をパリで発表し、これと合わせてアルピーヌとしての初のF1マシンの外観を明らかにした。

暫定カラーは艶消しブラックをベースとしたシンプルかつ力強いデザインで、エンジンカバー後方にはフランスのトリコロールが描かれている。

2021年型アルピーヌF1マシンA521とデザイナーのアンソニー・ヴィラン
2021年型アルピーヌF1マシンA521とデザイナーのアンソニー・ヴィラン

アルピーヌのデザインディレクターを務めるアンソニー・ヴィランは「一部のグラフィック要素は正式版にも残る事になるが他の要素は変更される。青、白、赤というフランス及びイギリス国旗3色を用いたグラフィックは、モータースポーツとしてのアルピーヌのアイデンティティーを明確するもので、我々にとって非常に重要な色となる。モータースポーツ用のアセットは、他にも様々なバリエーションが検討されている」と説明した。

ルノーブランドのF1パワーユニットと組み合わされる2021年型シャシーには「A521」という名が与えられた。これはアルピーヌの伝統的なネーミングフォーマットをインスピレーションとしたものと見られる。

2021年型アルピーヌF1マシン「A521」のCGイメージ