メルセデスAMGのCEO兼アストンマーティンのCEOを務めるトビアス・モアーズ
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アストンマーティン発表、メルセデスAMG経営トップを新CEOに任命

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英国のラグジュアリースポーツカーメーカー、アストンマーティン・ラゴンダは5月26日(火)、既報の通り、アンディ・パーマー社長兼最高経営責任者(CEO)の退任を発表すると共に、その後任としてトビアス・ムアースをCEOに任命した事を明らかにした。

ムアースの就任は2020年8月1日が予定されており、それまでの間はキース・スタントン副社長兼最高執行責任者(COO)が暫定的にCEOの座に就く。関連:更に接近するアストンマーティンとメルセデス…F1での活動にも影響か

トビアスはドイツに本社を置くダイムラーで25年以上に渡り上級職を歴任。2013年10月からはメルセデスAMGのCEO兼最高技術責任者(CTO)を兼任している。トビアスのリーダーシップのもと、AMGは製品ポートフォリオを2倍以上に拡大。販売台数を4倍以上に伸ばし、更には業務及び製造効率の改善によって利益率を大きく向上させた。

レーシング・ポイントF1チームのオーナーでもあるアストンマーティンのローレンス・ストロール常勤会長は、経営手法で高い評価を得てきたムアースのCEO就任に大きな期待を寄せているとの談話を発表した。

レーシング・ポイントF1チームは2021年シーズンよりチーム名を「アストンマーティン」へと変更。アストンマーティンは今季末を以てレッドブル・レーシングのタイトルスポンサーシップを終了させる。