リアルレーシング3にF1が登場
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F1、人気ゲーム「リアルレーシング3」と提携…今季参戦の10チーム全20台がゲーム内に登場

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人気レースゲーム「リアルレーシング3(Real Racing 3)」とフォーミュラ1が公式に提携。これに伴い11月25日に史上最大級のアップデートが行われ、2019年シーズンのF1世界選手権に参戦する10チーム全20台のマシンとドライバーがゲーム内に登場した。

F1は、リアルレーシングの販売元のエレクトロニック・アーツ(EA)、そして開発元のファイアモンキーズスタジオとの間で新たなライセンス契約を締結。モバイルで最も人気あるレーシングシミュレーションゲームと手を組んだ。リアルレーシング3は、スマートフォンおよびタブレット端末向けのレースゲームで、App StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードできる。

今回のアップデートは、12月1日に決勝が予定されている2019年シーズン最終アブダビGPに合わせてリリースされたもので、プレイヤーは今季チャンピオンシップに参戦する全10チーム、20名の中から好きなドライバーを選択。実際にF1カレンダーに掲載されているF1を象徴するモンツァ、シルバーストン、鈴鹿を含む5つのグランプリイベントを戦う。

また、公式セーフティーカーを務めるメルセデスAMG GT-R F1に乗ってレースを戦う「セーフティーカー・ショーダウン」や、2019年型F1マシンに乗ってタイムトライアルで世界一を目指す「2019年チャンピオンシリーズ」の他、新たなモータースポーツ通貨として「M$」が登場する。

リアルレーシング3は2013年にリリースされて以降、250を超えるマシンと20箇所のリアルコースを収録。モバイルレーシングゲームの新たな基準を打ち立ててきた。ゲーム内で楽しめるレースの種類としては、NASCARやフォーミュラEなどがある。

今回のアップデートには、新たなイベントやチャレンジの追加だけでなく、ゲームプレイ体験の向上につながる更新も含まれており、新しくプレイを始めるプレイヤーに対して、リアルレーシング3とF1モータースポーツ・キャリアを紹介する「F1アカデミー」や、オーストラリアのプロデューサー、ライアン・カートによる新しいオリジナルサウンドトラック、他では購入できないF1グッズのプレゼントなど、さまざまな追加コンテンツが盛り込まれている。

EAのゼネラルマネージャーを務めるジョー・ドノグヒューは「今回のパートナーシップによってプレイヤーは、新しい革新的な方法においてゲームの次の進化を体験できるチャンスを得る事になる」と語った。