アルボン、僚友から0.4秒遅れの6番手「言い訳はしたくないし好きじゃない」F1ブラジルGP《予選》
16日(土)のF1ブラジルGP公式予選を6番手で終えたレッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは「言い訳はしたくないし好きじゃない」と語り、悔しさをにじませた。
この日の予選では、チームメイトのマックス・フェルスタッペンがメルセデスとフェラーリを打ち負かしてポールポジションを獲得。一方のアルボンは、ライバルを一台も抑える事ができず、フェルスタッペンから0.427秒落ちの6番手に留まった。
ただし、予選4番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が10グリッド降格を受けるため、アルボンはピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)と並んで3列目5番グリッドからレースをスタートする事になる。
言い訳はしたくないし好きじゃない
アレックス・アルボン予選: 6位, FP3: 5位
全体的に言えば、悪い予選じゃなかった。(フリー走行でのクラッシュから)何とかカムバックできたからね。でも、僕としてはまだ、最後の1ピースを探ってるような状況だ。確かにここを走ったのは今回が初めてだけど、そういう言い訳は好きじゃないし、そもそも言い訳なんてしなくない。
ここは本当に難しいコースだと思う。ロングコーナーや低速コーナーがある事に加えて、温度的に凄くセンシティブだから、些細であったとしても1つのコーナーでミスすると、その後に続く4つとか5つのコーナーでその代償を支払う事になるんだ。
2度目のアタックの際にターン2で少しスナップしてしまい、タイヤが熱を持ちすぎた結果、残りのラップが厳しくなってしまった。ほんのちょっとの事なんだけどね。でも、だからこそ楽しい。こういったコースは多くないから、ここでのドライビングを楽しんでる。
とは言え、今日はマックスが最高の仕事をしてチームに貢献したわけだから、僕としてももう少し速く走りたかった。でも、レースペースはかなり良さげだし、明日はシャルルがペナルティを受けるから、僕は5番グリッドからスタートする事になるわけで、混戦に持ち込めない理由はどこにもない。
ポールポジションはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。フロントロウ2番グリッドには、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルが並ぶ事となった。
2019年F1第20戦ブラジルグランプリ決勝レースは、日本時間11月17日(日)深夜2時10分から行われ、1周4,309mのインテルラゴス・サーキットを71周する事で勝敗を競う。