インディカー 第12戦アイオワ予選:佐藤琢磨、初ポールの地でホンダ勢最上位の4番手
2019年インディカー第12戦アイオワ300の公式予選が、7月19日(金)に全長0.894マイルのショートオーバル、アイオワ・スピードウェイで行われ、チーム・ペンスキーのシモン・パジェノーがただ1人180mph台を記録。今季3度目のポールポジションを獲得した。
フロントロウ2番手はウィル・パワー。3番手にはジョセフ・ニューガーデンが続き、チーム・ペンスキー勢がトップ3を独占する中、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨が4番手と好位置に付けた。佐藤琢磨はシリーズ参戦2年目の2011年のアイオワで、日本人初となるインディカーでのポールポジションを獲得している。
「1ラップ目はかなり良かったのですが、残念なことに、2ラップ目のターン2で大失敗してしまい、リフトしなければならなくなりました」と佐藤琢磨。「今朝のプラクティスが厳しい状態だった事を考えると、チームが素晴らしい仕事をしてくれたおかげだと思います」
「ここで初めてポールポジションを取って以来、アイオワは僕にとって本当に特別な場所です。レースでは休む暇は一切なく、全300周を通して非常にエキサイティングで激しいバトルが繰り広げられます。そのため、去年は良いレースが出来ましたが、今年も同じように上手くやれるとは限りません」
決勝レースは、日本時間7月21日(日)早朝7時半よりGAORA SPORTSで生中継される予定だが、サンダーストームの予報が出ており、定刻にスタート出来るかは不透明な状況だ。視聴には、スカパーやひかりTVとの契約が必要となる。
アイオワ300予選順位結果
Pos. | Driver | Speed |
---|---|---|
1 | シモン・パジェノー Team Penske |
180.073 mph 289.799 km/h |
2 | ウィル・パワー Team Penske |
179.589 mph 289.02 km/h |
3 | ジョセフ・ニューガーデン Team Penske |
179.449 mph 288.795 km/h |
4 | 佐藤琢磨 Rahal |
177.646 mph 285.894 km/h |
5 | ジェームズ・ヒンチクリフ Schmidt Peterson |
176.200 mph 283.566 km/h |
6 | アレキサンダー・ロッシ Andretti |
176.057 mph 283.336 km/h |
7 | グラハム・レイホール Rahal |
175.857 mph 283.014 km/h |
8 | スコット・ディクソン Chip Ganassi |
175.725 mph 282.802 km/h |
9 | ライアン・ハンター=レイ Andretti |
175.618 mph 282.63 km/h |
10 | マーカス・エリクソン Schmidt Peterson |
175.578 mph 282.565 km/h |
11 | コルトン・ハータ Harding Steinbrenner |
175.346 mph 282.192 km/h |
12 | サンティノ・フェルッチ Dale Coyne |
175.316 mph 282.144 km/h |
13 | トニー・カナーン AJ Foyt |
174.848 mph 281.391 km/h |
14 | セージ・カラム Dreyer & Reinbold |
174.323 mph 280.546 km/h |
15 | フェリックス・ローゼンクビスト Chip Ganassi |
174.237 mph 280.407 km/h |
16 | コナー・デイリー Andretti |
173.837 mph 279.764 km/h |
17 | エド・カーペンター Ed Carpenter |
173.540 mph 279.286 km/h |
18 | マルコ・アンドレッティ Andretti |
173.044 mph 278.487 km/h |
19 | スペンサー・ピゴット Ed Carpenter |
171.791 mph 276.471 km/h |
20 | ザック・ビーチ Andretti |
171.626 mph 276.205 km/h |
21 | セバスチャン・ブルデー Dale Coyne |
171.390 mph 275.825 km/h |
22 | マテウス・レイスト AJ Foyt |
167.136 mph 268.979 km/h |