2019年 F1バーレーンテスト:開催日程・結果と走行ドライバー一覧
劇的な結末を迎えたバーレーンGPが終わったのも束の間、F1バーレーンテストが4月2日から2日間に渡ってバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる。チームはレース終了後そのまま現地に留まり、中一日を経て再び仕事に取り掛かる。
レギュレーションでは年2回のシーズン中テストが許可されており、その1回目が間もなく開始される。チームは各1台のマシンを走らせる事が出来るが、ピレリのタイヤ開発テストに参加するマクラーレンとトロロッソ・ホンダのみ2台を投入する。
規約ではインシーズンテストでの若手ドライバーの起用を義務付けており、フェラーリとアルファロメオが皇帝ミハエルの実子、ミック・シューマッハを起用する。また、昨年限りでF1から引退したフェルナンド・アロンソが早くもF1に復帰。マクラーレンMCL34のステアリングを握り、ピレリの開発をサポートする。
開催日程
4月2日(火)と3日(水)の2日間。セッションは各日共に、現地午前9時から午後18時、日本時間15時から24時まで昼休みなしのぶっ通しで開催される。テレビでの生放送やインターネットでの中継は行われない。当サイトでは各日の順位結果と内容、ドライバーのコメントなどを紹介する。
舞台となるのは15コーナーで構成される1周5.412kmのバーレーン・インターナショナル・サーキット。事前の天気予報通り初日は雨に見舞われ、トラックタイムが大幅に限定された。チームは昨年12月に、ピレリに対してテスト用コンパウンドのリクエストを行っていたが、雨を予想していたチームはなく、全車ドライタイヤしか選択していなかったため、ハーフウェットの状態でも走行する事が出来ず、4時間半近くを棒に振った。
テスト初日 / 4月2日(火)
ミック・シューマッハはフェラーリSF90をドライブ。2日目にアルファロメオC38のステアリングを握る。レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが担当。トロロッソは両日共に、デビュー2戦目で初入賞を果たした期待の新人アレックス・アルボンを起用。ダニール・クビアトには2020年のプロトタイプタイヤをテストさせる。
Team | Driver |
---|---|
メルセデス | ルイス・ハミルトン |
フェラーリ | ミック・シューマッハ |
レッドブル | マックス・フェルスタッペン |
トロロッソ | アレックス・アルボン |
マクラーレン | 午前:カルロス・サインツ 午後:ランド・ノリス |
ルノー | ダニエル・リカルド |
ハース | ロマン・グロージャン |
アルファロメオ | アントニオ・ジョビナッツィ |
レーシングポイント | ランス・ストロール |
ウィリアムズ | 午前:ジョージ・ラッセル 午後:ロバート・クビサ |
テスト2日目 / 4月3日
今季ウィリアムズのレギュラーを務めるジョージ・ラッセルは、メルセデスW10をドライブする。フェラーリは、セバスチャン・ベッテルがミックからのバトンを引き継ぐ。レッドブル、ルノー、ハース、ウィリアムズも若手を起用。F1でのステップアップに向けて経験を積ませる。
Team | Driver |
---|---|
メルセデス | ジョージ・ラッセル |
フェラーリ | セバスチャン・ベッテル |
レッドブル | ダン・ティクタム |
トロロッソ | アレックス・アルボン |
マクラーレン | ランド・ノリス |
ルノー | ジャック・エイトケン |
ハース | ピエトロ・フィッティパルディ |
アルファロメオ | ミック・シューマッハ |
レーシングポイント | セルジオ・ペレス |
ウィリアムズ | ニコラス・ラティフィ |