13番手フェルナンド・アロンソ、予選での苦戦を予想「僕らは現実的になる必要がある」
マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、23日のF1アブダビGP初日プラクティスを13番手タイムという堅実なポジションで終えたものの、その序列には懐疑的なようで「僕らは現実的になる必要がある」と述べ、予選での苦戦を予想する。
引退レースとなる2度のF1ワールドチャンピオンは、チームから特別カラーに彩られたマシンとヘルメットをプレゼントされ気合十分。午後のFP2でトップから1.489秒遅れの13番手タイムを刻み、予選に向けて有望なパフォーマンスを示した。
予選での苦戦を予想「僕らは現実的になる必要がある」
フェルナンド・アロンソFP1: 19位, FP2: 13位
あれほどコンディションが暑いとあまり意味がないから、FP1では来年のマシン開発に向けたアイデアを試してみることにしたんだ。FP2は週末に向けての作業に取り組み、2種類のコンパウンドを履いて走行し、幾つか有益なデータを得る事ができた。
この後は明日に向けてもっと準備が進める予定だから、それがどう機能するか楽しみだね。路面温度が高くなるようであれば、明日のFP3でも来年用のテストをするつもりだ。チームのために良いデータが集められる事を願ってる。
今週末は僕らにとって厳しいレースになるはずだ。僕らは現実を直視しなきゃならない。ライバル連中は大抵、金曜日は余力を残しているから、僕らの予選は厳しいものになると予想してる。
初日をトップで締め括ったのは昨年の勝者バルテリ・ボッタス(Mercedes)。2番手マックス・フェルスタッペン(Red Bull)を0.044秒差で退けた。3番手には0.192秒遅れでダニエル・リカルド(Red Bull)が続く結果となった。
F1アブダビグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間24日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。