18番手フェルナンド・アロンソ、不満爆発「今週末のマクラーレンはひたすらに遅い」
6日土曜に行われたF1第17戦日本GP予選セッションを18番手で終えたマクラーレンのフェルナンド・アロンソはセッションを振り返り、「今週末はどのセッションでも遅いし、どのタイヤを履いても遅い」と不満を漏らした。
ストフェル・バンドーンもアロンソ共々Q1で敗れ去り、マクラーレンはまたも2台揃ってQ1敗退。ダブルQ3進出を果たしたホンダエンジンを積むスクーデリア・トロロッソとは対照的な結果に終わった。
今週末のマクラーレンはひたすらに遅い
フェルナンド・アロンソ予選: 18位, FP3: 17位
厳しい1日だった。真っ向勝負した結果が2台で最下位なんだから、ベストパフォーマンスじゃないのは間違いない。今週末はすっと毎セッション遅いし、どのタイヤを履いても遅い。鈴鹿は高い空力効率が求められるから、その点でライバルよりも劣勢に立たされてるんだと思う。
何しろ僕らのマシンはエアロの効率が悪い。鈴鹿はダウンフォースが求められるコースだし、ロングストレートでスピードを引き出すために空気抵抗が低くなきゃならない。僕らがこの点で改善しなきゃならないのは分かってる。だからこそ来年のマシンの性能を向上させるために、ここ数戦頑張ってるんだ。
予選でのクルマのバランスはバッチリ決まってたから、これ以上タイムを縮める事は出来なかったと思う。これが僕らの今の実力だよ。明日は後方から挽回しなきゃならないから厳しいレースになるだろうね。
雨が降ったり止んだりの難しいコンディションでのグリッド争いを制したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。通算80回目のポールポジションを獲得した。2番手はチームメイトのバルテリ・ボッタス。週末の勢力図がそのままタイムシートに表れた。3番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが続いた。
2018年F1第17戦日本グランプリ決勝レースは、日本時間10月7日(日)14時10分から行われ、1周5,807mの鈴鹿サーキットを53周する事で勝敗を決する。