マクラーレン、初日に引き続きまたもトラブル / プレシーズンテスト1st 2日目
テスト2日目、マクラーレンのストフェル・バンドーンは、全チーム中唯一、最も柔らかいハイパーソフトタイヤを履き、3段階硬いソフトタイヤのフェラーリ、セバスチャン・ベッテルからコンマ6秒遅れの3番手につけた。
ホンダと分かれた事でトラブルフリーのテストを期待していたマクラーレンだが、初日のホイールナットのトラブルに続き、2日目はエキゾースト・クリップの故障に見舞われた。その影響で、トラックコンディションが改善した午後の貴重な走行時間の大半をガレージで過ごす事になった。
マクラーレンとは対照的に、ホンダPUを積むトロ・ロッソはトラブルフリーで2日間を過ごし、幸先いいスタートを切っている。
ストフェル・バンドーン3位, 1分20秒325
「ウィンターブレイクが終わり、また車に戻ってくることが出来て嬉しい。悪天候のせいで午前中は苦労したよ。寒い上にトラックが濡れていたから、中々コースイン出来なかったんだ。マシンにエアロレイクを取り付けて空力データを集めた。コンディションが改善してからはまともに走る事ができたし、車について学ぶことも出来た。
MCL33の第一印象はすごく良いよ。快適だったし変な驚きもなかった。でも残念なことに、昼休みにエキゾースト・クリップにちょっとしたトラブルが見つかったんだ。その影響でエキゾーストが壊れてブレーキ配線が排気ガスの熱風にさらされてしまった。
念のためにチェックしたんだけど、思った以上に時間を取られてしまった。まぁ、さほど大きな問題ではないし、マシンについて多くの事を学べたからポジティブな一日だったよ。
雪が降るコンディションでの経験はあまり役には立つものじゃないし、今の段階ではパフォーマンスを見極めるのはかなり難しいね。