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長谷川 祐介
人物データ
名前 | 長谷川 祐介 / Yusuke HASEGAWA |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都 |
生年月日 | 1963年12月01日 / 60歳 |
長谷川 祐介(はせがわゆうすけ)は、2016年3月1日から2017年12月31日までホンダF1プロジェクトの総責任者を務めた人物。2年間に渡りマクラーレン・ホンダの顔として活躍した。マクラーレンと離別しトロ・ロッソとの新たなシーズンを迎えるに際し同職が廃止、退任した。
第二期マクラーレン・ホンダでの役割は、F1プロジェクト総責任者の肩書が示すとおり、ホンダF1全体の”マネージメント”。チームの目標を設定し、達成に向けてリソースを配分する事が主な役割であった。2018年1月1日からは、本田技術研究所主席研究員の職に就く。
ホンダF1第3期(2000~2008年)では、ジャック・ビルヌーブや佐藤琢磨のレースエンジニア、最後はエンジニアリングディレクターとして現場運営を統括した経験を持つ。ホンダがF1を撤退した2009年以降は、四輪R&Dセンターの第5技術開発室室長としてエンジンやモーターなどパワートレインの開発を担当、F1でのノウハウを活かして量販車向けの技術開発に従事していた。
2015年に総責任者を務めていた前任の新井康久とは対象的に、”現場”を知るマネージャーが故なのだろう、技術的な観点から現状を冷静に把握し穏やかな語り口でメディア対応に応じる姿が印象的である。マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエも「アライさんとハセガワさんは全く異なるタイプ」とコメントしている。
主な経歴
- 1986年
- Honda入社。量産車のエンジン開発や将来パワープラントの研究を行う
- 2000年
- Honda R&D チーフエンジニアに就任
- 2002年~08年
- ホンダのレースエンジニアとなり、最終的にエンジニアリングディレクターとしてパワープラント領域の現場を統括
- 2009年~15年
- F1を離れ、本田技術研究所でハイブリッド技術やEV技術の研究開発に従事
- 2016年~17年
- ホンダF1プロジェクト総責任者
- 2018年~
- 本田技術研究所主席研究員
© HONDA 長谷川祐介とマクラーレンのエリック・ブーリエ